お家でどのくらい台湾?KKday編
Rakuten編に引き続き、それっぽい記事のKKday編です。
Taiwan from Home
KKdayについては知らない人も多いかと思いますので簡単に紹介を。
KKdayは各地の旅行パッケージを販売する台湾のベンチャー企業です。
従来のような交通と宿をセットにして販売するコンセプトではなく、体験に焦点を当てた商品(ツアー商品)を販売しているところに特徴があります。
個人では手配するのが大変そうな地域へも気軽に行くことができたり、各種アクティビティに申し込めたりしますので一味違った旅行が楽しめます。
シンガポールのKLOOKと共に、モダンな旅行ベンチャーとして注目されています。
そんな拡大を続けいてるKKdayですが、COVID19の影響を当然大きく受けたことは容易に想像できます。
そこで最近は旅行に行けない状況でも、旅行気分を味わってもらえるよう工夫を凝らし、台湾に関係する物品販売に力を入れ始めたようです。
KKdayで「台湾 〇〇」を検索すると旅行情報だらけになってしまいますが「おうちで台湾」というまさにうってつけのページがありますので、そこを覗いてみながら気になったものをカテゴライズし、各3つほど見ていきたいと思います。
AmazonやRakuteとは違い、台湾に関するディープなものがありそうですね。
人気商品編
KKdayからのメールで人気商品の紹介がありました。
まずはそこから見ておくべきでしょう。
2021年新春福袋 台湾朝食セット
2021年新春福袋 台湾朝食セット台湾の定番朝食を集めたセットです。
数量限定の台湾グルメ福袋なら、以下の物が入っています。
- 大根餅(蘿蔔糕)
- 葱パイ(蔥抓餅)
- 台湾風ソーセージー(香腸)
- 台湾肉団子
- タロイモ団子&サツマイモ団子
- エッグタルト
その他、以下の組み合わせのセットも売っていますね。
- 大根餅
- 葱パイ
- 葱卵クレープ生地(蛋餅皮)
あれ、と言うことは福袋には葱卵クレープ生地は入っていないんですね、これは悩ましい…。
定番朝食とありますが、正直なところ蘿蔔糕と蛋餅以外は朝ごはんで食べたことはありません。
地域にも人にもよりますから何とも言えませんが、手間がかからず美味しく食べられる軽めのスナックという意味ではどれも朝ごはんに向いていると思います。
あとは甘いミルクティーか甘い豆乳(豆漿)かを用意すればそこはもう台湾の朝食屋さんですね。
台湾まぜそば 食べ比べセット
台湾まぜそば 食べ比べセットこれは台湾で人気の麺四種のセットですね。
以前どこで見聞きしたのか忘れてしまいましたが、とある台湾人が「日本のラーメンはコシがないよね」と言っていました。
「そんな馬鹿な」という気もしますが、そもそも何のラーメンを食べたのかがわかりませんのでこれだけだと何とも言えませんね。
確かに台湾の麺類はコシが強く美味しい麺がたくさんありますが、インスタント麺は果たしてどうなのでしょうか。
入門セットと台湾通セットの二つの組み合わせがあるようですが、台湾通セットは既に完売だとか。
入門セット
- KiKi葱オイル麺
- 銷魂麵舖ピーナッツマージャン麺
- 賈以食日麻花麺
- 老媽担々まぜそば
台湾通セット(完売)
- KiKi四川山椒麺
- 銷魂麵舖マーラー麺
- 賈以食日燒椒麺
- 老媽麻辣まぜそば
なるほど、台湾通セットは辛い麺が多いということですね。
KiKi麵は四川料理のKiKi餐廳と同じ系列だと思うのですが、ハッキリした情報がありません。
インスタント麺自体はスーパーなどで売っていますね、私もお土産に買って帰ったことがあります。
KiKi食品雜貨
https://kikifg.com/
KiKi餐廳
https://www.kiki1991.com/
銷魂麵舖は2019年あたりから店舗を増やしている麵屋さんです。
牛肉麵屋さんと言っていいのかと思いますが、普通の牛肉麵とは違い、乾麵と牛肉が入った湯が別々に出て来ます。
つけ麺と言うよりも麺自体に味付けがされていますので、麺とスープの定食と言った感じです。
肉の入っていないメニューもあることを踏まえると、やはり麺が主体の麺屋さんなのでしょうか。
店舗でも家庭でも同じ味を食べられるようお土産用のインスタント麺が売られています。
インスタント麺は食べたことがありませんが、あの味を食べられるのであれば買いですね。
銷魂麵舖
https://www.masterspicy.com/
- 賈以食日
- 老媽麻辣まぜそば
上記二種の麺は残念ながら食べたことがありません。
実はインスタント麺をほとんど食べないもので…。
日本ではインスタント麺と言えば、以下の様な非常食的な位置付けなのかと思います。
- 小腹が空いた時に食べるもの
- 料理できない人が食べるもの
- 食べるものがない時に食べるもの
なので得意料理はインスタント麺などというと冗談にしかなりませんが、台湾や韓国ではインスタント麺も一つの料理と見なされているようで、日本とは少し位置付けが違うように思います。
台湾甜商店 台湾カステラ&ルーロー飯&牛肉麺
台湾甜商店 台湾カステラ&ルーロー飯&牛肉麺台湾甜商店が提供するセットです。
商品監修とありますので台湾の味を持ち込んだわけではなく、日本人向けにアレンジしたものを別途開発したようですね。
確かに滷肉飯も牛肉麵も台湾の味に慣れていないと口に合わない場合がありますので正しい選択かもしれません。
台湾の味そのままを求めている人には物足りないかもしれませんが。
カステラが付いたセットは既に完売で、
- ルーロー飯の具
- 牛肉麺用濃縮スープ
のセットかどちらか片方の選択になるようです。
ご飯や麺は別途用意する必要があるみたいですね。
確かに牛肉麵の麺はお店によって多様で、これと言った決まりはないように見えます。
上記のインスタント麺などと組み合わせてみればよいでしょう。
完売になっていたカステラは台湾で売られている巨大なスポンジケーキがのことでしょう。
ぷるぷると震えている焼き立てのスポンジケーキを切り分ける作業は中々見ごたえもあり、観光地などでも人気があります。
台湾では一般的には「現烤蛋糕」と呼ばれているようで、これは「焼き立てケーキ」の意味で、特にカステラという概念ではないようですね。
カステラと言うのは日本人の解釈のようです。
カステラはポルトガルから日本に伝えられたケーキですが、日本人が台湾で再び再発見している…という感じなのでしょうか。
果物編
果物の輸出入は何かと難しそうですが、台湾の棗が日本に輸出されるとニュースになっていましたね。
台湾はやはり南国で、日本では見かけない果物がいろいろあります。
少しずつでも日本でも買えるようになるとよいですね。
台湾ナツメ・台湾蜜棗
台湾ナツメ・台湾蜜棗先に販売したものが完売したので追加販売だそうです。
青リンゴと間違えられそうですがこれは棗です。
日本で棗というと赤色で乾燥していて鍋に入れる漢方の香辛料?というイメージですが、この棗は以前聞いた話だと別種だそうです。
熟すまでは濃い緑色ですが、熟すと薄い緑色になります、赤くはなりません。
味はリンゴに比べるとねっとりした洋ナシのような感じです。
真ん中に種が一つありますがリンゴより食べやすいです。
フローズン釈迦頭
フローズン釈迦頭・シュガーアップル・バンレイシこの果物は中々衝撃的な外観をした果物で、お釈迦様の頭の様に見えるので釈迦頭(別名バンレイシ)と呼ばれています。
細かな違いは分かりませんが果物ナビによると、バンレイシはチェリモヤの近縁種であったり、両者を掛け合わせたアテモヤという品種があったりと幾つか種類があるようです。
台湾の果物屋さんでは以下の様に売られています。
日本語の区分で考えれば大目釋迦が釈迦頭で、鳳梨釋迦がアテモヤになるかと思います。
私もあまり食べたことがないのですが、食感はねっとりとしていて、糖度が高く驚くほど甘いです。
ここで紹介されている商品は冷凍とのことなので風味などは若干異なるかもしれませんね。
ですが確かあえて凍らせてシャリシャリ食べる食べ方もあったような気がしますので、それはそれで美味しいのかと思います。
台湾雑貨店・来好
美味しいお店や楽しいお店など様々なお店が立ち並ぶ観光客にも人気のエリア永康街。
その永康街に來好という人気の雑貨屋さんがあります。
レトロな台湾アイテムMIT(Made in Taiwan)をたくさん扱っていて、復古趣味も手伝いその雰囲気から観光客だけでなく、地元の若者にも人気のお店です。
その來好の雑貨が紹介されていました。
台湾ビールグラス
台湾ビールグラス2020年、COVID19が流行する直前ですが、台湾を訪れる日本人が年間200万人を超えたということで「訪台日本人200万人達成感謝祭」、空港でチケットや日本のパスポートを提示すると記念品としてビールグラスがもらえるというイベントがありました。
その時期に合わせて台湾旅行をした方も大勢いるかと思います。
あのビールグラスを彷彿とさせるデザインのビールグラスがありました。
日本の瓶ビールと一緒に出されるグラスもこの位のサイズでしたっけ、もう少し大きかった気がします。
あれはやはり他人にビールを注がれた際に飲み過ぎないよう、あえて小さめに作るなど背景となる文化的な理由があると思うのですが、台湾のこのサイズも同じでしょうか。
そういえば台湾の公式な場での乾杯は杯を乾かす、つまりグラスを空にするのがマナーだそうで、その辺が関係してそうですね。
漁師網ナイロンバッグ
漁師網ナイロンバッグ・エコバッグこのバッグは台湾土産としてお馴染みな気もしますがエコバッグ…というかなんというか、実際使っている人はあまりいないのですが、丈夫なので耐久性が必要とされる用途で使われている気がします…。
台湾ではこのデザインのナイロンバッグ以外にも様々な似たような簡易バッグがあり、不織紙を使ったものまで様々な種類のバッグが日常的に使われています。
日本のエコバッグとはちょっと違う目的で使っているような気がしますのでエコバッグと呼んでいいのかは不明ですが。
決してお洒落目的ではないと思うのですが、国を跨いだとたんにレトロでかわいいとなるのが不思議ですね。
アートやデザインを構成する大きな要素として非日常性を演出することが(実は)ありますが、ファッションなどのお洒落という感覚もやはり共通するものがあるんでしょうね。
あとがき
KKdayを見てきました。
流石と言いますか、品数はまだまだ少ないものの台湾を知り尽くしたチョイスのように感じますね。
あくまで旅行が主力事業な所は変わらないでしょうが、これからも扱う商品が拡充されてくると思いますので楽しみですね。