お家でどのくらい台湾?Amazon編
たまにはそれっぽい記事を書いてみようかと。
Taiwan from Home
世の中はSocial DistancingでStay Home、そしてWork from Homeですが、家にいながらAmazonを利用してどのくらい台湾できるのか調べてみました。
とは言え本格的に調べだすと際限がありませんので、気楽に「台湾 〇〇」と検索した結果から、気になったものを3つほど見ていきたいと思います。
大同の電鍋も一応見てみましたが高すぎですね…。
食べ物編
やはり基本は食べ物でしょう。
現地から取り寄せているものもあれば、日本で作っているものもあるでしょう。
代表的なものを見てみましょう。
京鼎樓小籠包
ギフト 京鼎樓(ジンディンロウ)小籠包 12個入り【台湾の行列店京鼎樓の点心をご自宅で 】 (ギフト対応)
そもそもが「食べ台湾」というブログで「お取り寄せ台湾」という記事を見て日本で手に入る台湾情報に興味を持ったのですが、ここで紹介されていた京鼎樓の小籠包はAmazonでも買えるようですね。
http://www.tabetaiwan.com/archives/57655961.html
京鼎樓…と言われても似たような名前のお店がいろいろあり、実はよくわからないです…。
調べてみたところ日本にたくさんお店があるようで、それであればインターネットで買えるのも納得というところです。
https://jin-din-rou.net/
台湾にもお店はあるようですが、主なターゲットは日本市場のようですね…。
https://www.facebook.com/jindinrou.taiwan/
台湾のお店はWebサイトを作らずにFacebookのページで代用していることも多々ありますので、恐らくこれが台湾のお店のWebサイト替わりなのだと思います。
と書いていたらスーパーなどでの小売りも始めるようですね。
この流れで小籠包も餃子のように気軽に食べる中華料理になるかもしれませんね。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000018073.html
台湾ごはん何食べる?
台湾ごはん何食べる? 台湾人・阿米と日本人・美菜の食楽記 (幻冬舎単行本)
既に食べ物ではありませんが、この本は最近台湾でも中国語版「呷飽未?」が出版されて話題になっていますね。
確かニュースで見て知ったと思いますが、気になっています。
こういう本は日本語で買うか中国語で買うか悩みますね、両方買えば…。
公式Facebookページはここですね。
https://www.facebook.com/taiwangohan/
台湾ナビでも取り上げられています。
https://www.taipeinavi.com/special/80012308
台湾調味料 いただきます手帖
台湾調味料 いただきます手帖: 使いこなしで、現地の味もいつものご飯も思い通り
これまた食べ物ではありませんが、台湾料理に限らず外国の料理を日本で再現したいと思った時にネックになるのは食材と調味料でしょう。
食材はある程度アレンジできますが、調味料が違うと味が変わってしまうので難しいところ。
現地のスーパーで普通に手に入る調味料も、国が変われば手に入れるのはとても大変です。
逆に外国に住んでいると、日本の調味料が手に入らずに困ったことも一度や二度ではないでしょう。
醤油は今でこそ世界中大概の地域で買えるようになりましたが、例えばマヨネーズやカレーのルー、味噌、納豆などなど海外在住の日本人が飢えているものはたくさんありますね。
実際のところは中華街やアジアンマーケットに行けば、値段はかなり高いものの、ある程度は揃えることはできます。
ある程度というのがポイントで、種類が少なく味も違うので、あくまで代用品という感じになるところですかね。
そんな困難を乗り越え台湾料理を日本の家で作るためには、旅行前に是非買っておきたい本ですね。
電子書籍もあるか…。
情報収集編
今の時代インターネットで情報収集はいくらでもできるとも言われていますが、未知の情報と出会うにはテレビや雑誌などのメディアもまだまだ役立ちます。
また特定の対象に興味を持ち、いざ現地に行ってみても看板の解説などは表面的な紹介に終始することが多く、深く知ろうとすると文献資料などにあたる必要があります。
そう考えると、調査をある程度したうえで日本語でしっかりまとめてくれている本はとてもありがたいものですね。
台湾 旅人地図帳
台湾 旅人地図帳 ―台湾在住作家が手がけた究極の散策ガイド
詳細な調査という点には賛否あるようですが、台湾を網羅した情報が載っているようですね。
何度も台湾に来ている人からすると、台北以外の情報が日本語でなかなか手に入らない、という問題があったります。
このブログも台北を中心に書いていますが、例えば飲食店情報でも台北の情報は日本人にかなり網羅されていて、日本人が言ったことがないお店はないのではないか、という程です。
そうした中この本は台湾を網羅した情報源として人気がるようです。
私もそれほど台湾各地に足を運んでいるわけではありませんので、ぜひ参考にしてみたいと思います。
一方で、台湾は九州ほどの大きさなので、台湾全土をほぼ行きつくしたような猛者も結構います。
そういう人が望むようなよりディープな情報…までは載っていないようです。
まぁそういう猛者は自分で道を切り開くので、日本語の本などはそもそも頼らない気もしますが。
台湾の秘湯迷走旅
台湾の秘湯迷走旅 (双葉文庫)
金山温泉の話は以前書きましたが、実はあの温泉はまだまだ序の口で、台湾には秘湯と呼ばれるような温泉がたくさんあります。
秘湯とは…温泉…なのですが、屋外どころか完全に山の中で、川辺などの温泉が出るエリアに自分で穴を掘って入るような温泉のことですね。
こういう秘湯は車やバイクがあれば思い切ってアクセスすることも出来るのですが、公共交通機関では難しいところです。
台湾のおいしいおみやげ
台湾のおいしいおみやげ: お菓子、お茶、乾麺に調味料など、本気で愛しいアレコレ集めてみました!
台湾の老街には昔の雑貨屋さんが残っていたり、お土産用ではないものの日本人から見ればノスタルジーを感じるような小物が普通の商店で売られていたりと、何かと雑貨好きの心を刺激する機会は多いと思います。
また最近は復古趣味が流行っており、日本統治時代の絵柄や伝統的な絵柄を使った商品などをよく見かけます。
特にMIT(Made in Taiwan)と呼ばれる台湾製の商品が人気ですね。
その他手作り雑貨や先住民の雑貨を売る蚤の市が開かれていたりと、雑貨市場も熱い台湾。
慣れてしまうと何も感じなくなり、下手をするとゴミになってしまいますが、その辺りは写真と編集の力が活かされるところ。
雑貨好きにはたまらない1冊でしょう。
文化編
文学や映画など、ここ数年台湾の芸術文化活動はどんどん発展しています。
美術だけを見ても台北ビエンナーレやART Taipeiはアジアを代表するアートイベントでしょう。
漫画やイラストでも台湾の作家が取り上げられることが増えてきましたね。
その辺りも覗いてみましょう。
オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る
オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る
COVID19の対応を巡って、日本でも唐鳳(オードリー・タン)さんはとても有名になったかと思います。
立場上もあるのでしょう、昨年からは積極的に取材を受けたりメディアに出たりしていますので、あちこちでお見掛けしますね。
元々はPerlというプログラミング言語界隈では有名人だったのですが、その彼女が語る未来、気になりますね。
台湾 路地裏名建築さんぽ
台湾 路地裏名建築さんぽ
このシリーズの本は台湾では大変人気があるようで、1、2年前から本屋さんで頻繁に見かけます。
水彩画で台湾の普通の家屋を描いているのですが、味がありますね。
また確か巻末辺りで水彩画の描き方も紹介されていて、自分でも描いてみようと思う人が多いのかと思います。
シリーズと書きましたが、他にも二冊ほど出ていたと思います。
路
路 (文春文庫)
少し前に映画になったのでそこで一気に有名になりましたね。
台湾に新幹線を通す、これがこの本のテーマです。
新幹線の新型車両を巡っては両国意見が折り合わず話し合いが打ち切りになったようですが、今後どうなるのでしょうか。
日本…大丈夫でしょうか?
番外編
味仙 台湾ラーメン
【名古屋お土産】味仙 台湾ラーメン【2食入】
名古屋の台湾ラーメン。
タピオカブームによるタピオカ料理での物議以前に、台湾は全く関係がないとこれまた物議をかもしたのは記憶に新しいところ。
恐らく挽肉を使っているところから擔仔麵などを想像し、台湾ということになったのかと思いますが。
ちなみに台湾のラーメン屋さんでも「名古屋の台湾ラーメン」として売られているのを見たことがあります。
食べませんでしたが…。
あとがき
Amazonで漠然と「台湾 ○○」と検索し、そこから気になったものを拾って紹介してみましたが、思ったよりも気になるものはヒットしませんでした。
やはりAmazonの検索でヒットするのは本が多いですが、その本もCOVID19の影響でしょうか台湾ブームと言われる割には新刊が少なかった気がします。
最近のニュースでは頻繁に台湾の話が出てきているので、もっと日本人が台湾に親しんだり台湾について学んだり、従来のステレオタイプではない生の台湾を感じられるものが溢れているのかと思っていたのですが…。
これもCookieなどで興味がありそうなものだけが表示されることによるバイアスでしょうか、恐ろしい世の中ですね。
また、並行輸入というのは個人での輸入販売なのでしょうか。
面白い小物雑貨もいくつかヒットしましたが、規模が小さいのでどうしても値段が高くなりがちなのかと思いました、中々難しいですね。
また某サイトを利用した転売のせいで個人の輸入販売は印象がすっかり悪くなった気がします。
個人での物品売買は信用をどう担保していくのかも課題ですね、まぁ物品売買に限らずですが。
そんなこんなで考えを新たに、まだまだ台湾について紹介を続けていきたいと思います。
ちなみにこのブログ、台湾のグルメ記事に偏っていますが、そこに限定しているわけではありませんので…。