集集線 水里:駅から眺める街並みは映画に出てきそう、小台北と呼ばれた集集線の要所
概要
水里駅は、集集線の中では最大規模の駅です。ホームに入ると、多くの古い倉庫、敷設された本数の線路が交差した風景が見られます。駅は周囲と比べて地形の高いところにあるため、街へ向かうには長い階段を下る必要があります。かつて全盛期の水里は、木材の商売人らが集まる地であったため、「小さな台北」と呼ばれていました。
台湾鉄道 集集線 鉄道に恋する旅物語
旅行メモ
立派な造りをした水里駅駅舎を出ると、踊り場があり、目の前は階段と坂道になっていますので駅舎の出口からは街ぜんt…駅前を見渡すことができます。
駅のすぐそばの交差点には日月潭、埔里、台中などへ向かうバス停があります。
田舎なので各線本数自体はさほど多くありませんが地元住民が大勢バスを待っていますね。
このバス停はここら地域のバス路線網の起点になっています。
その関係で、実は朝方に日月潭から車埕にバスで移動して来た際にも一度ここを通り過ぎています。
駅舎からの一望やバス路線網の起点という話でわかると思いますが、ここ水里は交通の要所として栄えた集集線最大の街だそうです。
駅前は開けており「台湾中部の台北」「小さない台北」と言われていた…とありますが、若干オーバーでしょう。
とは言え、コンビニや商店、食堂、ホテルなど一通りの施設がありますので集集線にどっぷり浸かりたいならここを起点に旅行するのもよさそうですね。
その他水里駅付近は水里蛇窯園區と呼ばれる窯業地帯だそうで、陶芸の街としての側面もあります。
少し離れたところに水里蛇窯という有名な窯があるそう。
駅から少し歩くと川があります。
川幅は結構あるものの流れは速く、カヌーか何かの練習用に使われているようです。
その他伝統市場もあり、それなりに賑わっています。
水里蛇窯までは徒歩で40分程の様ですね。
次の電車まで1時間程度しか時間がありませんのであまり遠くまでは見に行けません。
その他の見どころ
ここでは「台湾鉄道 集集線 鉄道に恋する旅物語」に紹介されている水里の見どころを紹介します。
交通部観光局日月潭国家風景区管理処のサイトに日本語の紹介があるものはリンクを張るのみとし、中国語の紹介しかないもの、紹介自体がないものは「台湾鉄道 集集線 鉄道に恋する旅物語」の紹介文を転載します。
水里親水公園
水里蛇窯
台大林管處実習工場
二坪山 / アイスキャンディー
- 二坪山(中国語)
二坪山は、水里郷の鉅工村に位置しています。山からの眺望は大変美しく、水里の中心地を一望することができます。ここでは、創業してから30年以上続いている二坪アイスキャンディー店が有名です。アイスキャンディーは、台湾電力会社の所属する発電所の福利社(従業員施設)で生産されています。純度の高い水が使用され、一口食べたら、フレッシュな味わいが口の中に広がります。憩いの場として小学生が遠足の途中に立ち寄ったり、観光客が昔ながらのアイスキャンディーを楽しむのに最適な場所です。
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玉管処水里ビジターセンター
台湾の中心部に連なる玉山国家公園の管理処は、水里を通る幹線道路沿いに設立されています。内部のビジターセンターでは、玉山国家公園の情報を提供し、出発前の登山客が滞在する場でもあり、天候や気温など情報を確認したり、登山中に必要なアイテムを買いそろえたりすることができます。館内では、ガイドによる展示解説があり、ビデオ上映による説明も行っています。ここでは玉山国立公園に関する詳しい情報が取得できます。
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沐陶窯
- 沐陶窯 Facebook
沐陶窯は名前の通り、芸術の世界に浸っている生活のように、長年にわたって集められた有名画家の絵画や陶芸作品がインテリアとして展示され、質素なテーブルと椅子、竹製の簾、そして隅々には書籍を設えています。山や森林の中で感じる自然豊かな情景と静寂な空間がここに広がっています。
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水里の特産品
二坪山アイスキャンディー、水里肉圓(ばーわん)、ブドウ、モモ、梅、オレンジ、マーコット、ネーブルオレンジ、グレープフルーツなど。
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参考
駅付近のおよその場所です。