興波咖啡:あらゆるコンテストを総なめ、世界No.1のカフェは果たして
台湾を、アジアを、世界を代表するカフェ、興波咖啡(SIMPLE KAFFA)。
KAFFAはコーヒーの意でしょうが何語なのでしょう。
興波咖啡は世界各地で開催される様々なコーヒーコンテストで何度も賞を受賞し、世界一のカフェとされています。
そのため行列が絶えず、なかなか行く機会がなかったのですが、平日の午前中なら何とかなるだろうと思い切って行ってみました。
結果的には行列になっているのですが、店内を利用の場合は直接並んで待つ必要はなく、入り口前に置いてあるタブレットのアプリに電話番号と人数を入力しておけば、順番になればSMS通知が来るシステムになっていました。
便利です、ハイテクです。
SMS受信時にキャンセルするか席を確保するか指定できます。
SMSでの通知だけでなく、Webからも現在の待ち人数の確認やキャンセルができるので、かなり便利。
こういうシステムがあることをあらかじめ知っていれば、もっと気軽に利用できましたね。
情報登録時に英語も選択できた気がしますが、旅行者の場合は国際SMSになるのでしょうか、スマホがない場合などもどうなるのかわかりません…。
これがDXっていうものですね(知りませんが)、業態に限らず積極的にIT化していく姿勢は見習いたいですね。
店内はゆったりした設計で満員になるようにはしていないようでした。
恐らく席を確保しておきながら数分遅れて来る客にもある程度対応できるよう、少し余裕を持たしているのかと思いましたがどうなんでしょう。
店員さんが番号を呼びに店の前に出てきますので、そこで自分の番号が呼ばれたら店員さんに伝えます。
1階席の他2階席もあり、お手洗いの位置など、店内を軽く紹介しながら座席まで案内してもらえます。
席に案内されるとメニューの他に座席番号を書いた切れ端を渡されますので、注文を決めたら両方持って入り口の注文カウンターに行き注文します。
会計をしたら席へ戻り待っていれば注文したものを運んで来てくれます。
店内をぶらぶらしてみてもいいでしょう。
コーヒー豆を買いたい場合は試飲もできるようでした、いいですね。
ところでこのお店のようなコーヒー屋さんでは何を頼むのがベストなのかいつも迷います。
アメリカーノはないと思いますが、バリスタコンテストではラテアートやデザインカプチーノなどもあるでしょうから、ラテやカプチーノは有りなのでしょうか。
ですがエスプレッソ系はマシンを使ったものというイメージがあるので折角有名なバリスタに入れてもらうのであれば…と思います。
ところがドリップになるとコーヒーの種類も多く、好みの味と聞かれてもなかなか難しいものがあります。
酸味が強いもの、苦味が強いもの、それぞれ特徴があり、それぞれ美味しいと思います。
産地や乾かし方、焙煎具合などいろいろ細かく書かれていますが、焙煎具合はともかくとしてそれ以外は味を覚えているわけでもありませんし、比較して飲むのでなければそこまで明確な違いがあるとも思えません(勉強不足)。
やはり初めてのお店ではブレンドなどのそのお店の特徴を出したものを選ぶのが無難なのかと思いますが果たして。
まぁ最終的には個人の好みなので何でもよいですし、何も考えずに頼んで美味しいと言っているくらいが一番幸せな気がします(であればこういうお店に来る必要もないのですが…)。
運ばれてきたコーヒーはカップもちゃんと熱くしてあります。
コーヒーは冷めると酸っぱくなったり苦くなったりしますので、基本熱い内に飲む方が美味しいと思います。
一応90分だったか時間制限がありますが、水も用意されていますのでコーヒーを飲み終わったらさっさと出て行くよう急かされる雰囲気はありません。
手持ち無沙汰にならないよう、わざと残してゆっくり飲んでいる人もいますが、折角のコーヒーなので美味しい内に味わって飲んでしまうことをオススメします。
他に玉子と蜂蜜のケーキを注文しました。
当然ですが焼き立てではなく作り置き。
そもそもケーキなどの焼き菓子は焼き立てと冷ましたもの、どちらが美味しいのでしょうか。
フワフワとした甘いスポンジに、しっとりと少し染みた蜂蜜のズシリと重みのある甘味が印象的。
基本的にフワフワとした食感なのでケーキを食べたという満足感はありません、お洒落なのかもしれませんがちょっと残念。
店内散策をしましたので少し写真を載せておきます。
特に廃墟カフェだ、リノベーションカフェだとオシャレ建築を売りにはしていない(する必要もない)と思いますが、なかなか見ていて楽しめる内装になっています。
お店の場所は以下になります。