黄記老牌燉肉飯:ボロボロだけど西門に一軒家ということは…
西門站から少し歩いたグルメエリアに老牌黃記燉肉飯はあります。
小さなボロボロの一軒家ですが西門という立地は東京で言うなら原宿や秋葉原のような一等地、少し駅からは離れているものの地価が日本の三倍程する台湾では、その資産価値はものすごいことになっていそう。
何となく調理場に近づいて注文をする人が多いですが、店内で食べる場合は空いている席について店員を捕まえて注文すればよいようです。
席がない場合も店員さんに声を掛けると歩道側に新しい机を出してくれます。
よくわからないのでマゴマゴしているとドンドン順番を抜かされました。
台湾では譲ってくれる人も大勢いますが、流石に都会は世知辛いですね。
壁にメニューが貼ってあります。
耐震補強…と言うよりもボロボロなので崩れないように補強したのでしょう、鉄骨でメニューの一部が見えませんが細かいことを気にしてはいけません。
周りを見ると排骨飯も人気の様です。
ですがお店の名前にもなっている燉肉飯を注文。
燉肉飯というメニューはあまり見ませんが、焢肉飯の別名のようです。
燉肉飯は大きな肉の塊がご飯の上に乗っています。
赤身と脂身が程よいバランスで、肉の下には酸菜とキャベツが敷いてあります。
若干焦げたような味がしますがわざとでしょうか。
肉片になっているところは見た目だけでなく味もマグロのよう。
それを脂身でねっとりとした口の中に放り込み噛み締めます。
黄色の沢庵は例の如くしょっぱい、普通の沢庵。
沢庵は日本の漬物だと思っていましたが、日本だけでなく台湾や韓国でも食べられています。
こういう気になったことはサクッと調べてみるとよいですね。
ご飯物を注文すると汁物が無料でついてきます。
味噌汁か大根汁か選べますので注文時にどちらにするか伝えます。
無料で付いてくるとのことだったのであまり期待していなかったのですが、豆腐と油揚げが入っていて意外にしっかり作ってあります。
また味噌は甘くありませんが自家製の味噌なのでしょうか。
台湾の味噌は甘いという印象…というよりも経験上の事実があったのですが、最近は甘くない味噌汁に出会う機会が増えてきた気がします。
他に滷蛋と油豆腐を注文。
滷蛋はずっと煮込んでいるのでしょうか、アツアツです。
油豆腐は色が濃いのでしょっぱそうですが味は薄味、と言うよりも味がありません。
まれにものすごく美味しい豆腐が出て来るお店もありますが、何が違うのでしょうか。
お店の場所は以下になります。