阿旺阿華炒飯炒麵:大稻埕の人気炒飯店、ちょっと焦げていませんか!?

大稻埕の老舗の麺屋さん、意麵王のすぐ近くにある炒飯屋さん、阿旺阿華炒飯炒麵。
中国人の友人が炒飯は醤油炒飯がオススメという話をしていたので、台湾で醤油炒飯のお店はどこかしら??と探したところこのお店が出てきました。

阿旺阿華炒飯炒麵

外観はお世辞にも綺麗とは言えませんがお客さんは続々とやってきて賑わっています。
後で調べて知ったのですが台北の美味しい炒飯ランキングにもしばしば出て来る有名なお店だそう。

店内は油と埃がたまっています、掃除しましょう

メニューはお店の外、お店の中どちらにもあります。
場所柄でしょうか、全体的に安いですね。
店先には持ち帰りの人が立っています。

メニュー

調理場はお店の外にありますので、お店の人はお店に入ったり出たりと忙しそう。
ちなみに紫色のおそろいのユニフォーム、背中には「阿旺阿華」。
店員さんはフレンドリーで印象がとてもよいです、しかもみんな若い。

おそろいのユニフォーム
メニュー、全体的に安め

炒飯を食べに来たので香腸炒飯と空心菜を注文しました。

香腸炒飯

これは…ハッキリ言って好き嫌い分かれる炒飯です。
まずすぐに気が付くのは全体的に焦げた匂いがすることです。
聞いたところによるとこの風味付けは焦味と呼ばれており、方法はわかりませんが意図的にこういう風味に仕上げているそうです。
フライパンに仕組みがあるのか、調味料に工夫があるのか、炒め方に特徴があるのか。
ここまで強烈な焦味は初めてでしたので驚きました、と言いますか、てっきり失敗したのかと思いました。

具はソーセージの他は玉葱、キャベツ、玉子。
ソーセージはてんこ盛りで、ボリューム満点、食べごたえ抜群です。
味付けは最初は薄味の印象でしたが、食べ進めるうちに徐々に慣れてきて、どちらかと言うと少ししょっぱいくらいに感じました。

空心菜

空心菜は小皿料理の値段ですが結構な量があります。
他のお店であればこの二、三倍の値段がしてもおかしくはない印象。
味は少し酸味があり、基本は大蒜の味で香りも結構強いです。
毎回炒めるのは面倒だと思うのですがその手間を考えても激安、必食。

と思っていたのですが二回目の印象は若干異なり、量と値段のバランスはちょうどいいくらいで(毎回炒める手間はあるものの)特にお得感を感じなくなっていました。
一人分としてはちょうどよい量なのかと。
印象や感覚は曖昧で都度変わるようです、やはり一度行ったことがある程度の話はあてになりません。

再訪時にも注文しました、空心菜

料理全般、油が若干多めでしょうか、気になる人は何かスープ料理を頼んだほうが良いかもしれません。
ただ相対的な問題なのか、スープは少し高めに感じます。

炒飯の結論としてはこれが果たして醤油炒飯なのかどうかはよくわかりませんでした、残念。
周りの席を見た感じ、炒麵の方が人気があるように感じました。

ので、再訪問時は炒麵を注文。

什錦炒麵

什錦というのは所謂ミックスで全部盛り。
肉やレバー、エビや魚のすり身、肉団子、野菜と何でも入っています。
よくわからないときは什錦または招牌(そのお店の看板メニュー)を頼めばまぁはずれません。
一瞬この汁っ気を見て沙茶醬かと思いましたが違いました、よかった。

先に台湾人の友人から炒麵を食べたという話を聞いていて、その感想から先入観はあったものの…同じ感想を持ちました。
つまりは味精(MSG)の味が強すぎる…。

炒飯では焦味が強烈だったこともあり意識しませんでしたが、炒麵はMSGを多量に使っているからでしょう、味としては美味しいものの焦点がハッキリせずぼやけた印象です。
また日本の焼きそばとは違いますので麺が柔らかいのも残念な所。

そもそも中華料理や韓国料理は一般的にMSGを使っているのでそれをどう考えるかですね。
許容できるのであれば美味しいと思います。

お店の場所は以下になります。

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