珠記大橋頭油飯:見た目がヤバい、半熟玉子の色の濃さからわかる材料へのこだわり
珠記大橋頭油飯は大頭橋駅を出て大通り沿いに少し歩くと見えてきます。
入口に調理場がありますが、ステンレスの艶やかな光具合が掃除の行き届いた清潔感を醸し出しています。
ここは名前の通り油飯が有名です。
私が初めて訪れた際は閉店間際で「油飯」が売り切れていたのか、目が合うなり「滷肉飯?」と言われたのでそのまま滷肉飯を注文してしまいましたが…。
油飯は漢字を見ると脂っこいイメージがありますが、おこわ飯のような味付けご飯のことです。
このお店では油飯にも滷肉を載せてくれます。
お米はモチ米なのでしょうか、もちもちした食感があります。
その他のメニューとして焢肉飯や肉羹湯などもありますし、蔬菜もいろいろ置いています。
メニューにはありませんが蔬菜などを盛り合わせた便當でも注文できるようです。
油飯にしろ滷肉飯にしろ、ご飯を頼んだ後は荷包蛋という油で揚げた目玉焼きも必ず一緒に注文しましょう。
玉子をご飯に載せて、箸で黄身を割り、ご飯と一緒に搔き込む…それがここのスタイル。
半熟というよりも生玉子に近いので若干怖いものがありますが、いつもこの半熟具合なので大丈夫でしょう…と思っていましたが玉子固めの日もありました、やはり日によって加熱具合はまちまちの様です。
玉子の黄身の色は鶏の餌の違いで変化しますが、台湾の一般的な玉子の黄身の色はとても薄い色で、濃い色の黄身は鶏の餌や栄養、鮮度にこだわった高級玉子の証です。
つまり、このお店では玉子にとても気を遣っていることがわかります。
また、荷包蛋のタレはただの醤油ではなく、もっと豊かな味わいで、これをご飯にかけるだけでもお代わりできそうです。
その他スープは?と聞かれますので、必要であればお願いしましょう。
まだ頼んだことはありませんが、肉羹湯も人気のようです。
魚丸湯は魚のつみれスープで、玉子の黄身でもそもそになった口の中を洗い流してくれます。
つみれの中には肉醬なのでしょうか、肉が入っているように思います。
スープにはセロリが入っていて、このセロリが肉の脂っぽさをスッキリとさせます。
写真がありませんが白菜滷も頼みました。
白菜滷はとろとろした食感で味が染みているのは大体同じですが、滷肉飯よりもお店によって違いが目立つので面白いです。
ここの白菜滷は滷味というよりも…油っぽかったです。
エビ入り。
お店の場所は以下になります。