張油豆腐細粉:どうしてその組み合わせ??豆腐盛り春雨、巻き巻き揚げドーナツ

08/04/2021

艋舺から川辺に向かい、それなりに歩いたところに張油豆腐細粉はあります。
ここらはなかなか用事はないでしょうから、わざわざ来ないと縁がないエリアかと思います。
私も前々からこのお店が気になっていたものの訪れる機会がずっとなかったのですが、ある朝ジョギングで付近まで来たので寄ってみました。

力強い看板
朝ごはん屋さんなのでしょうか、立ち位置がよくわかりません

このお店が気になったのはメニューが独特で立ち位置がよくわからないことに理由があります。
朝は5時半開店で、お昼過ぎに閉店。
メニューは写真で見るとおでんの盛り合わせのようにも見えますし、何故かパンも売っていますし、いったいどういう概念なのでしょうか。

ドーナツのようなものも見えますし、蒸し器もあります
おでん的な何ものか

調理場を横目で見学しながらお店に入ると15人くらいで満席になるような客席です。
壁にあるメニューを見ても見たことがないメニューがたくさん、というか読み方がわからないメニューがたくさんなので外国人っぽく写真を見せて「これと同じものを」と注文しました。

店内はゆったりした空間の使い方

「タレはそこにあるか自分でとってね」と言われて、タレを付けて食べるものだと知りました。

大蒜や葱、唐辛子の入ったタレ
油豆腐細粉

写真で見て日本のおでんの様なものだと想像していた油豆腐細粉は厚揚げなどの豆腐由来の食品盛り合わせと春雨のスープでした。
勝手にワンタンや根菜なんかも入っているのかと思っていました。
よくよく考えればこの食べ物の名前自体「油豆腐 + 細粉」なのでそのままでしたね。
黒胡椒がピリッと効いているものの薄味のスープで、具はタレに付けて食べるようです。
タレは辛みと大蒜が効いたパンチのある味わい。

巻き巻きパン

螺絲花捲は硬く揚げられたドーナツのようなものでした。
よく見ると揚げたもの他に蒸したものもあるようです。
ほんのり甘い味ですが、そもそもなぜこの揚げドーナツと豆腐の春雨が組み合わせなのでしょうか。
特に材料が同じわけでも、調理方法が同じわけでもないと思うのですが。
ちなみに味の組み合わせとしてもベストマッチとはずいぶん距離があるように思いました。
不思議です。

後々考えるに、恐らく普通はそういう組み合わせでは食べないという結論に達しました。
メニューを改めてよく見ると豆漿や包子、酥餅などもある一方で餛飩なども売られています。
思うに朝ごはん屋さんがお昼時にも食べられる餛飩や油豆腐細粉も売っている、という立ち位置なのかと想像しています。

お店の場所は以下になります。

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