永樂米苔目:出汁が決め手、日本では見かけない米苔目を食べよう
大稻埕にある永樂米苔目、1967年創業の老舗です。
大半の料理には大小あります。
当たり前ですが小は少なめ、10元しか変わらないのであれば大の方がお得な気がしますね。
肉は茹でたてで出されます、生姜つき。
この位の量であればサクッと食べられていいですね、お酒のツマミなんかにもなりそうです(お酒売っていませんが)。
ソースはテーブルの上にある調味料から選びます。
一般的には何つけて食べるのか…甜辣醬が合うのかしら。
他には辣醬、とろみのついた醤油などがあります。
米苔目は相変わらず中途半端な長さで箸では食べにくいですね、レンゲで食べるのがポイントです。
乾で注文しましたが茹でたお湯でしょうか、結構液体が入っています。
味がついてる気がしますのでスープなのでしょうか?
ニラはシャキシャキ、麺はフニュフニュ…ではありませんが触感は柔らかいです。
米苔目を食べ慣れた…という程いろいろなお店で食べていませんので、自分の中にまだ「これが米苔目だ!!」という基準がありませんね。
美味しい美味しくないなんて絶対評価できそうなものですが、相対評価をする基準が欲しくなってしまうあたりはまだまだ修行が足りないのでしょうか。
とは言え「そのものらしさ」というものもありますし、味だけではなくそのものを取り囲む文化的な背景などもありますので、価値判断は難しいですね。
お店を出るときにテーブル番号を告げてお会計します。
その後腹ごなしで散歩していたのですが…なんと。
重慶平路にも同じ名前の店を見つけてしまいました。
同様に1967年大稻埕発祥と書いてあるのですが、お店のデザインなどは大きく異なり、二つのお店の関係が気になります。
インターネットで調べてみると更にややこしいことに元々あった大稻埕の米苔目店は引っ越した、という情報だけが大量にあり、現在どうなっているかという話は明確に書かれていません。
恐らく引っ越し先はこちら重慶平路のお店のようですが、確証がありません。
のれん分け、兄弟店、よくわかりませんが、台湾人に聞いたところ(よくわからないがどちらかが)支店ではないかとのこと。
豆漿店などでもよく見かけますが、同名でありながらもデザインが異なり関係性がよくわからないお店、台湾あるあるです。
こんなところからブランドイメージをどう統一し守って行くのか、なんてことを考えてしまいますね。