型男鵝肉店:もう一歩の発展を期待、地元民にかっこいいガチョウを売るお店
新北市にある鵝肉のお店、型男鵝肉店。
型男というのはハンサムという意味らしいですが、店長がハンサムなのでしょうか、鵝肉がハンサムなのでしょうか、解釈に悩みますね。
捷運站がありませんのでアクセスは不便ですが、近くの河川敷では台湾で一番大きなフリーマーケット福和橋跳蚤市場が月曜日を除き毎日開かれていますので、それに託けて訪ねて見るのもよいででしょう。
GoogleMapsでの評判はとても良く、地元で評判の鵝肉店という感じですね。
こういった専門店のいいところは1羽を丸ごと使っているので、様々な部位を食べられるところ。
値段も手ごろなので食べなれないものをいろいろ挑戦できますね(あまり臓物は食べませんが)。
ただ人気店なので時間帯に関わらずいつ行っても混んでいます、そこが難点…。
夕方は売り切れ次第閉店のようなので、お昼前に行く方がよいでしょう。
店内は彼方此方に注意書きがあります。
要約すると…「黙って待ていろ」。
その他手作りのデザートやお茶などいろいろ試みているようです。
メニューはここ1年程で大きく変わりました。
2020年5月はこういう感じのメニュー。
多多…と言う程ではないように見えますが…。
GoogleMapsでは肉多多飯で本当に肉がたっぷり盛ってもらえた、と書いている人がいますが、担当者によって違いがあるのでしょうか。
別に鵝肉を頼んで自分で多多にしている人もいそうですね、インスタ映え大事ですからね…何が大事なのかは知りませんが。
再訪時は他に鵝肝を頼みました。
レバーは好きではありませんが、たまに鉄分補給の為に食べることがあります。
そして鵝肝はガチョウの肝臓、つまりフォアグラと(部位としては)同じですね。
アメリカ在住の友人経由の台湾人からの情報によると、鵝肝はフォアグラだ、とのこと。
どういったものなのか気になりますね。
…結論から言うと…ただのレバーでした。
フォアグラのような柔らかさや濃厚さはなく、ただのレバー。
フォアグラやはり不健康な肝臓(脂肪肝)であり、そして更にそこに大量のバターなどを投入して調理してこそ、なのだと思いました。
その後三度行ってみました。
メニューが結構変わっていて、日々改善しているんだなぁと思いました。
2021年5月はこういう感じのメニュー。
この新メニューの蔥三小飯が新しいキラーコンテンツになっているようで、GoogleMapsの評判も上々。
確かに丼ぶりにしてしまうと他のものを食べられませんからね、小盛り程度にして他の物をいろいろ食べてみたいのが人情というもの。
これなら客単価を上げられそうですね。
私が訪ねた際は青ネギがもうないので売り切れとのこと、替わりに赤ネギでもいいか、と。
蔥三會飯とも違うメニューをあり合わせで作ってくれるようでした。
賄い飯風でそれもいいですね。
鵝肉は以前は60元、100元、150元、200元とあったのですが、60元は無くなりました。
その少しだけ肉を追加…というのがよかったのですが、少量だと手間ばかりかかって利益が少ないから…でしょうか。
ちなみに100元の鵝肉は盛付が適当ですが、他のテーブルを見たところ150元の鵝肉は綺麗に盛り付けられていました。
なるほど、150元からはお客さんの扱いが変わるわけですね…。
また肉の部分だけでなく、臓物部分が紛れ込んでいたりします。
本来量り売りであれば違う部位が紛れ込むのは問題ですが、まさに1羽を解体して使っているライブ感ということにしておきましょう。
お店の場所は以下になります。