林記海南雞飯:鬱金、お店も料理も黄色が印象的な海南雞飯店
捷運で行くには若干不便な遼寧夜市の付近に林記海南雞飯はあります。
鮮やかな黄色い看板が目立ちます。
テーブルに敷いてある紙がメニューになっています。
写真もありわかりやすいですね。
注文票に注文を書き込み、何故か外にもう一度出て注文する必要があります。
お金の管理を一カ所に集約したいのでしょうが、来る客来る客、全員が戸惑うほどには不便です。
先に注文をしてから店内に入るのであればまだわかりますが、テーブル番号がわからなくなるため先に店内に入りテーブルを決め注文票に注文を記載してから再度外に出て注文するという独特なシステム。
お客さんが少なければ先に注文しても大丈夫でしょう。
海南雞飯はターメリックライスか鶏油ライス、どちらにするかが選べます。
ターメリックと言うのはウコン、漢字で書けば鬱金、名前が変われば印象が変わりますね。
鶏の皮が黄色いのもターメリックによる着色なのでしょうか。
鶏肉は柔らかく骨が丁寧に取ってあるので食べやすいですが骨がなくなった分、全体的にボリューム感がなくなっています。
ボリューム感があっても骨だらけだと本末転倒なので仕方がありません、インスタ映えの為ならそれでもある程度受け入れられそうなご時世ですが…。
またソースの器もお皿の上に置かれているのでその分量があるようにも見えますが、よく見ると全体的に量が少ない気がします。
ソースは3種、赤、緑、黒。
赤いチリソースはピリ辛で甘い味。
緑のソースはわさびソース…かと思わせながらハーブソースなのかしら、どこかで食べたことのある味。
黒のソースは日本人受けする甘口醤油味。
個人的にはこの味付けの料理がもっとあってもいいのでは、と思っていますが台湾ではこの味付けはあまり多くありません…。
チキンライスは鳥の旨味を吸っていて相変わらず美味しく、味付けも上品でバランスもよいです。
付け合せには申し訳なさげにキュウリとミニトマトが少々。
台湾ではミニトマトは果物でデザート扱いですが、これも食後に食べるのかしら。
全体としては無難にまとまっていますがボリュームは控えめ、特筆するほどのインパクトはありませんでした。
お店の場所は以下になります。