波麗路(便當):老舗洋食屋の弁当は如何ほどのものなのか!?
以前紹介したことのある台北のレトロな老舗洋食屋さん波麗路。
実はその波麗路の本店前ではお昼時になると弁当が売られています。
お店の人が販売しているところにカメラを向けて撮るのも気が引けたので写真はありませんが、弁当のメニューは三種類売られていて、250元のスペシャル弁当が一種類と150元の普通の弁当が二種類あります。
メニューは固定なのか定期的に入れ替わっているのかよくわかりませんが、普通の弁当はメインディッシュが鶏もも肉の弁当、そしてトンカツの弁当です。
弁当を買うとメインディッシュ用のソースとサラダ用のフレンチドレッシング(千島醬)をつけてくれます。
このソースの容器がかなりしっかりしたプラスチック製の容器で、なんだか使い捨てで使うにはもったいない感じですが大丈夫でしょうか。
弁当箱は再生紙を使ったものか、外側はエンボス加工でざらざらした手触りになっていて、それが滑り止めになっています、いい感じ。
逆に内側はフラットな造りなのですが、それがかえってご飯がくっついてしまい食べにくい…。
内側もエンボス加工にした方がよかったのでは、と思いました。
容器まわりに改善の余地あり。
豪華な見た目で、トンカツは肉厚で柔らかく脂肪は少な目、赤身のいい肉を使っている印象です。
ですが脂肪分が少ないので、トンカツとして美味しいのかと聞かれると若干の疑問が。
更に折角付けてくれたトンカツソースが日本のソースのような濃い味ではなくかなりの薄味で、なおかつトンカツの衣にも直接味が付いているわけではないので全体としてかなり薄味になっています。
健康には良さそうですが、折角トンカツを食べるならもう少しずっしりとした食べ応えが欲しいと思ってしまう日本人。
サラダはキャベツの千切りかと思ったらレタスの千切りでした、鮮度がいいのでシャキシャキしています。
そしてトマトとマッシュポテト。
マッシュポテトは台湾ではなかなか食べる機会がありませんので懐かしく美味しかったです。
サラダの量に比べて、フレンチドレッシングは量が多すぎです。
その他付け合わせとしてサラダの上に小さな鶏肉が乗っています。
フライドチキンと思って食べましたが、何とまさかの滷味。
え?エビフライですか?
エビフライは特に印象に残っていません…残念。
全体的にはこうした洋式弁当は台湾では珍しいので楽しく食べられますが、食べやすさや味の面でもう少し頑張ってもらいたいと思いました。
お店の場所は波麗路の本店と同じですが、以下になります。