老牌張豬脚:このビジュアルでまさかの〇味、満足度抜群の豬腳
延三夜市にある豬脚のお店。
お店の名前が豬腳ではなく豬脚になっているのにはこだわりがある…のかしら?
11時開店とのことでしたが、5分前に着くともう開いていました。
既に数人が行列を作って並んでいましたが、その後も人はどんどん増え続け、行列は留まることを知らず。
先に店内に入り席を取ることは厳禁で店内で食べる人も持ち帰る人も一緒に並びます。
またお買い得の弁当は持ち帰りのみで「弁当を店内で食べないでください」と彼方此方に注意書きがあります。
豬腳の種類は蹄膀、中腿、腿庫肉、中段、腳蹄など何種類もあります。
一応日本語もあるのですが結局は全部豚の足の肉なので、どこの部位がどういう味なのか知らないとなかなか選びにくいですね。
ちょっと見た目のインパクトがあり過ぎて怖いので、毎回最も普通の肉っぽい腿庫肉にしています。
写真や実物を見る限りでは各部位どれを選んでもかなりの大きさですが、食べる際にはカットしてくれるはずなので、塊がそのまま出てくるわけではありません、多分、知らんけど。
ですがお世辞にもこの塊を見ておいしそうとは思えない…。
豬腳を注文するや否や準備が始まります。
玉子や豆腐も必要かと聞かれたので豆腐を頼みましたが、なるほど一緒に盛り付けるのでタイミングを合わせて確認していたんですね、納得。
そのままカウンターで会計後、料理が揃ったらお盆を持って店内に入ります。
お店の端っこに調味料コーナーがありますので、そこでタレをもらいましょう。
タレは結構しょっぱいので付け過ぎには注意、唐辛子が浮いていますがタレ自体にも辛み染み出していて美味しいです。
豬腳は盛り付けを見ると味が濃くてしょっぱそうに見えますが、物凄い薄味です。
コラーゲンや脂はねっとりこってりと口の中にまとわりつくので、食感から連想するに味が濃い印象を持ちますがそれは気のせいで、そもそもの味付けがほとんどされていません。
恐らく濃い味付けに慣れている日本人からすると味を感じないのではないでしょうか。
しっかりした味を味わいたい場合はタレに付けて食べます。
ピリ辛のタレが脂とマッチして満足度が上がります。
ご飯は注文時に普通のご飯と滷汁をかけたものが選択できます。
値段は同じなので何となく滷汁をかけたくなりますね。
滷汁をかけたご飯は見た目から醤油ご飯を連想しますが、これもとんど味はありません。
そもそもこの滷汁は一体何からできているのでしょうね…。
他にキャベツを注文しました。
玉子や豆腐は豬腳と一緒に盛り付けますが、キャベツは別盛りです。
人参と木耳も入っていて、実はこのキャベツが一番しっかりした味付けなのかと思います。
しっとり柔らかに煮込まれていて安定した美味しさです。
味噌汁は台湾なので若干甘めの味付けですが、それがまた豚肉の脂と合います。
以外にいい組み合わせ。
延三夜市も美味しいお店がたくさんあるので何を食べるか毎回悩んでしまいますが、滷肉飯の代わりにここで豬腳を食べるのもありだと思います。
お店の場所は以下になります。