阿宗麵線:有名麵線は日本人好みの鰹出汁、立って堂々と食べるのが台湾式マナー
誰もが知っている麵線のお店、阿宗麵線の西門本店。
台湾の麵線は大きく大腸麵線と蚵仔麵線の二種類が主流で、屋台のような小さな飲食店で臭豆腐と一緒に夜食として食べることが多いようです。
阿宗麵線には大腸麵線の小碗と大碗があります。
お店の前にはいつも人だかりができていますが注文待ちや商品の受け取り待ちの行列ではありませんので、怯まずに近づいてみましょう。
と言うのも、ここの阿宗麵線は基本持ち帰り…と言いますか、店先で立ち食いする人が大部分ですので、その人だかりです。
以前お店の中で食べた気がしましたが、士林夜市にあった支店(2019年閉店)と記憶がごっちゃになっているようです。
向かって右側が注文カウンター、左側が商品の受け取り口です。
麵線は短いそうめんのようなもので、とろみのついたスープと一緒にレンゲですくって食べます。
日本にはこういった箸で持つには短すぎる麺はないので、レンゲが生み出した食文化と言えるでしょう。
スープのベースはカツオ出汁なので日本人の口にも合います。
商品を受け取ったら近くの机の上に辣醬などのトッピングが置いてありますので、必要な場合は薬味を加えて味を調えて食べましょう。
立っている人の様子も様々なので人間観察をしながら食べるのも面白いでしょう。
以前は堂々と立ち食いしているのは台湾人、端の方によって柱や壁にもたれて食べているのは日本人…という感じに思っていたのですが、今となってはあまり差が無いようにも思います…。
お店の場所は以下になります。