杉味豆花:お店の場所は変わっても内装は昔のお店を再現か!?地元民に愛される豆花店
寧夏夜市の入り口付近には有名な豆花店がいくつかあり人気を集めています。
豆花は台湾では彼方此方で見かける豆腐のようなデザート(スイーツ?)です。
日本では豆花があまり市販されていないので絹ごし豆腐で代用する人もいるそうですが、豆花はその製法によるものか豆腐と違い焼けたような少し焦げ臭いにおいがあり、台湾人に言わせるとそれが昔ながらの味らしいです。
ここ杉味豆花もそんな昔ながらの豆花を出すお店の一つです。
豆花店には豆花の他、様々なスイーツのメニューがあります。
杉味豆花もメニューがたくさんあり目移りしてしまいますが、豆花のメニューは結構単純。
1.まずはベースとして、豆花または仙草を選択し、熱いものか常温かを伝えます。
2.以下から二つを選択(50元)、追加は各10元
- 花生
- 紅豆
- 綠豆
- 蜜豆
- 薏仁
- 麥角
- 芋圓
- 脆圓
- 粉圓
- 愛玉
- 布丁
- 粉粿
- 杏仁凍
または、以下から一つを選択(50元)、二つを選択(70元)、追加は各20元
- 芋頭
- 地瓜
- 蓮子
- 銀耳
常温を注文していた場合は最後にカキ氷をかけるか聞かれますので、必要があればお願いしましょう。
熱いものを注文していた場合は生姜汁をかけるか聞かれます。
それで注文は終わりお会計。
たっぷり蜜をかけた豆花が出てきますので、そのままカウンターで受け取り席につきます。
…よく見ると「日本語メニューもあります」と書いていますね。
豆花などの台湾スイーツは人によってトッピング傾向が決まっていて、私の場合は小豆、粉圓、芋圓などの組み合わせで済ませる場合がほとんどです。
いつもの味で満足するのもいいですが、花生(茹でピーナッツ)なども美味しいので、いろいろチャレンジして新しい味を発見したいですね。
蜜豆はふっくらとした甘く煮込まれた肉厚で大粒の豆、芋園は改めてじっくり味わうとモチモチした食感の中に芋とわかる舌触りと味わいが残っていますね。
粉粿などいつもと違うトッピングにもチャレンジしてみましたが、感想は…いつも通りにすればよかったと思いました。
甘味、酸味、苦味と食べる組み合わせがあると思うので、まずはトッピングそれぞれがどういう味なのかを明らかにするところからスタートですね。
杉味豆花は割と最近、延三夜市にあったお店がここ寧夏夜市付近に移転してきたそうです。
お店の中は木製の椅子とテーブルが配されており、壁には昔のお店で使われていたものでしょうか、木でできた不思議なオブジェが配置されています。
昔のお店には行ったことはありませんが写真を見てみると、注文カウンターや椅子、テーブルのレイアウトは昔のお店とそっくりなまま再現したようです。
ちなみに店内のオブジェに使われている木が「杉」の木で、昔は「杉」の木桶で豆花を作っていたので杉味豆花…なわけではなく、「杉」はオーナー(老闆)の名前から取った字だそうです。
元々のお店もお祖母ちゃんに連れられた孫が隣のテーブルで食べている、きっと昔からそんなお店だったのでしょう。
お店の場所は以下になります。