六家線 千甲
概要
高鐵開通に合わせて新竹市のベッドタウンに向けて作られた新駅…というわけではなく、今後のベッドタウンとしての発展を見込んで適当な距離ごとに駅を配置したのでしょうか、何故ここに駅が必要だったのかわからないほど駅周囲には何もありません。
Wikipediaの情報を基に簡単に調べてみると、2010年に上海で開かれた上海世界博覽會(上海国際博覧会)で台湾館として建てられたパビリオンがここ新竹に移設され、新竹世博台灣館として開館していたようです。
Wikipedia – 上海国際博覧会
Wikipedia – Hsinchu Taiwan Pavilion Expo Park
パビリオンは天燈の形をしているため新竹天燈館とも呼ばれていました。
ここ千甲站もその最寄り駅として設置されたようで、元々は世博站という名前であったそうで、かなり力を入れた新しい観光の目玉として迎えられていたことがわかりますね。
ですが、世博台灣館の最寄り駅というには若干距離が離れており不便だったため後に千甲站に改名されたとか。
肝心の世博台灣館も2016年にその役割を終えて、今後は新竹市兒童探索館として再利用するようです(2021年6月完成予定)。
GoogleMapsなどでは環球購物中心と書かれていますがこれは同じ敷地内の文創館に百貨店機能があったのでしょうか、ちょっとよくわかりません。
旅行メモ
改札を出ると…見事なまでに何もありません。
何もなさ過ぎて駅から離れる気も置きませんね…。
事前に世博台灣館のことを知っていれば見に行ってもよかった(徒歩15分程)のですが、いずれにしろ工事中で見られなかったでしょう。
大きな道路からも離れていますので、この駅を利用する機会はそうなさそうですね。
参考
駅付近のおよその場所です。