王琳雞腿大王:雞排の創始店と言われる親子三代に渡る老舗
王琳雞腿大王は西門にある老舗の食堂です。
台湾を代表するグルメの一つ、あの雞排の創始店と見かけましたが果たして本当でしょうか。
訪ねた時間(二時半過ぎ)が遅すぎたのでしょうか、それともお店の全盛期は過ぎてしまったのでしょうか、店内は薄暗く人の気配がありません…と思いましたが3時から夕方までは休憩時間だったようです。
入口が細いのに加え、ゲームセンターに挟まれているため若干お店の位置が判りにくいですが、店内は結構広い空間です。
厨房カウンターの向かいの台に注文表が置いてあるので記入して先にお会計をするシステム。
雞腿や排骨の他、魚排、それ以外にも小吃がいろいろあります。
雞排の創始店と言われているのに何故か雞排という名前の料理はない…ようなので今回は排骨飯を注文。
料理を待っている間、店内をうろうろ。
店内は薄暗く、お世辞にも綺麗とは言えない…と思います。
店内に貼ってある昔の東京ウォーカーの記事によると、ここの雞排は親子三代、秘伝の粉を使っているんだそう(でも雞排はなかったような…)。
今回はご飯にしましたが、麺も自家製でおすすめとのことです。
調味料置き場の近くにスープがあり、飲み放題になっています。
このスープは鶏ガラを煮詰め続けているもので出汁は取れているのですが、味付けはしていないようです。
料理は二皿に分かれて出てきます。
片方はご飯などを盛った基本のお皿、もう片方はメインディッシュのお皿という構成なのでしょう。
基本のお皿には漬物、練り物(甜不辣)とセロリ、野菜炒め(キャベツ、人参、小エビ)、滷豆腐、そしてご飯。
ご飯はその上に滷肉を乗せ滷肉飯になっています。
メインディッシュのお皿は、排骨と付け合わせとしてのキュウリのみ。
排骨は下味が付いていますのでそのままでも食べられますが甘酸っぱいタレも掛かっています。
4切れほどあり1切れは台湾人大好きな骨付き肉。
キュウリは雞捲などの付け合わせなどにも使われている甘い浅漬です。
恐らくこのお店の排骨や雞腿は昔ながらの調理方法で作っているのでしょう。
排骨は厚みはありませんが柔らかくサクサクとした食感です。
このサクサクにする秘訣が親子三代秘伝の粉なのでしょう。
夜市の屋台を始め台湾では極厚、ジューシーを売りにした雞排が一般的になっていますので、伝統的な雞排とはどういうものか、伺いみることができます。
お店の場所は以下になります。