民樂旗魚米粉湯:朝と昼でお店が入れ替わる!?日本人の口にも合う米粉湯
永樂市場の向かい、人気の食堂が集まる中の一軒に民樂旗魚米粉湯はあります。
大稻埕もこの辺りまで来ると大頭橋站よりも北門站から歩いてきた方が近いですね。
お客さんがひっきりなしにやってきて賑わっています。
ここらのお店の幾つかは朝と昼とで販売しているメニューが切り替わるのが特徴です。
民樂旗魚米粉湯もその一つで、午前中はお店の名前そのままに米粉湯のお店ですが、昼を過ぎると炒め物料理屋へ変わります(一郎艘快炒となっていますので、看板も一応変わっているようです)。
看板を確認すると細かくは、
06:00~12:30 民樂旗魚米粉湯
14:00~22:00 一郎艘快炒
となっているようです。
ではお昼に訪れると一体どうなっているのか…という疑問が生まれますね。
ランチタイムなので閉まってはいないと思いますが。
米粉湯は大小あり、席に着くと「大きいの?小さいの?」と聞かれます。
他に主食となるメニューはありませんので米粉湯を頼むことは決定事項。
その他店先にかかっているメニューによると、揚げ物が以下のように少しあります。
- 炸魷魚 …揚げイカ
- 炸蚵仔 …揚げカキ
- 炸蝦子 …揚げエビ
- 炸紅燒肉 …揚げ豚肉
米粉湯に入っている具はニラと鶏肉…かと一瞬思いましたが、お店の名前から察するに鶏肉ではなく旗魚でしょう、旗魚はカジキのことです。
生臭さは全くなく、鶏肉と間違えるくらい癖のない味です。
日本でもマグロを海の鶏肉、延いては「シーチキン」という程、マグロと鶏肉は味が似ていますね。
…と無理に「シーチキン」を引き合いに出してみましたが、カジキとマグロは別種の魚ですし、そもそもシーチキンはマグロの缶詰なのか…等々複雑な事情が見え隠れしますので興味があればこの辺を調べてみるのも面白いかと思います。
何れにしろ、しっかりした味の美味しいスープ。
他にカキの揚げ物、炸蚵仔も注文しました。
これまた詳しいことはわからないのですがカキにも種類が幾つかあるようで、台湾では小ぶりなカキを蚵仔と呼び、大ぶりなカキを牡蠣と呼んで区別しているようです。
揚げたてで衣はカリッとし、中はジューシーでミルキーなカキ。
小ぶりなのでパクパク食べられます。
ソースは味噌か豆豉かが使われているのでしょうか、よく見ると大豆の欠片が入っています。
お店の場所は以下になります。