民生炒飯專賣店:閑静な高級住宅街からほど近くにある台湾No1炒飯は果たして都市伝説なのか??
松山機場站のすぐ周りは交通量も多く若干殺風景な気がしますが、すぐそばにある富錦街は閑静な住宅街で、その中には高級ブランドショップが立ち並ぶお洒落エリアがあります。
民生炒飯專賣店はそうしたお洒落なブランドショップエリアとは縁も所縁もなさそうな昔ながらの庶民的な食堂、というよりも屋台とバラックで構成された小さなお店です。
この民生炒飯專賣店が実は台湾の炒飯ランキングで第一位に輝いた名店というのは事前に知らなければ思いもよらないでしょう。
この「民生炒飯專賣店が実は台湾の炒飯ランキングで第一位…」という話は何故か日本人の間で有名な話で、インターネット上でも日本語の情報を度々見かけます。
元々は雑誌か何かに乗っていた情報が転載されているのかわかりませんが、既にコピペによる都市伝説と化してしまい、情報源を特定するのは困難です。
私が調べた限りでは恐らく2013年の以下のランキングの話が根拠になっているのかと思います。
このランキングの話を聞いて、このお店が台湾で一番おいしい…と思うのは早とちり。
炒飯ランキングは一つだけではなくたくさんありますので炒飯ランキング第一位のお店は他にも幾つかあります。
確かにランキングには何となく似通ったお店がランクインすることが多いので美味しいお店を探す際の手掛かりにはなりますが、当たり前ですが万人に一番おいしい…というものはありませんね。
とは言え食べる側としては競争によって美味しいお店が増えるに越したことはありません。
また実はこの民生炒飯專賣店は横浜の中華街に支店があります。
日本語情報の多さや日本進出の事実から見ても日本人に人気のお店であり、お店側もそのマーケティングに熱心であることが伺えますね。
https://www.kitchenworks.co.jp/
https://www.instagram.com/minshengchaofan/
意外にメニューがたくさんあります。
何を食べるか考えていなかったので、例の如く蝦仁炒飯を注文しました。
店長が何かぶつぶつ言っていましたがよく聞くと日本語で何か冗談を言っているようでした(何と言っているのか聞き取れませんでした、失礼)。
こちらは日本語を話していないのに一瞬で日本人とバレてしまったようです、どうしてでしょうか、不思議です。
やはり中国語の発音が日本語訛りなのでしょう…。
エビがたくさん入っています。
炒飯は確かにパラパラとした食感に程よい味付けで美味しいです、第一位は伊達じゃない。
ただし結構な薄味なので台湾の味付けに慣れていない日本人の舌には物足りないかもしれません。
またあくまで数百円で食べられる庶民の炒飯として美味しいという位置づけですので、高級な食材をふんだんに使い数万円するような食事との比較はナンセンスです、念のため。
蝦仁も美味しかったですが、後で聞いた話では鹹魚がオススメでそうです。
またはメニューを改めて見ると全部入りの什錦もありますね、それもオススメです。
ちなみにこのお店、不定休なのかタイミングが悪いだけなのか、3度伺い1度しか開いていませんでした…。
たまにこういう相性の悪いお店に出会います…。
お店の場所は以下になります。