福大蒸餃館:どっちと聞かれればこっちかな、味付けが日本人好みの酸辣湯と蒸餃

中山にある人気の餃子屋さん。
その立地から捷運駅を挟んで対角線上にある川畝園麵食館と比較され「どっちの餃子が好きか?」と聞かれることが多いです。

https://trilife.info/gourmet/post-954
川畝園麵食館

入口は狭く細長いですが調理場カウンターに沿って奥に進むと奥には部屋が広がっています。
調理場カウンターの中ではスープ類と麺類を、部屋に入ってすぐの角では餃子を蒸しています。
この配置、火事になったら逃げられませんね…。

調理場カウンターの中では汁物や麺を調理しています

店内の壁にもメニューが張ってありますが、部屋に入ってすぐのところにメニューが置いてありますので、それを持って席に着きます。
台湾人だけでなく、日本人にも人気があるお店なのでメニューには日本語も書いてあります、安心ですね。
注文をすると壁や机に付箋を張ってくれますので、食べ終わったらそれを持って会計する仕組みです。

注文は麺類やワンタンも気になりますが、王道として蒸し餃子と酸辣湯にしました。

注文をすると付箋を貼ってくれます
酒ではなく、酸辣湯の酉ですね

餃子は日本ではあまり見かけない蒸餃が有名ですが、他にスープに入った餃子である湯餃もあります。
湯餃のスープは酸辣湯や牛肉湯に変更できるそうなので、餃子とスープを別々に頼んでも結局は同じ値段となり、一緒に食べるか別々に食べるか、好みの問題ということですね。

実は二年ほど前にも台湾人の友人に連れられて来たことがあるのですが、当時は台湾の味に慣れておらず特に記憶に残るような印象はありませんでした。
すっかり台湾の味に慣れた今はどう感じるのか、楽しみです。

餃子を待つ時間はタレ作りの時間です

二時過ぎに来たので空いているかと思いきや満席。
私は何とかスムーズに入れましたが、席に着き入り口を振り返ると早くも行列ができていました。

二時過ぎになってもほぼ満員、食後の昼ご飯でしょうか

蒸餃は大きめで籠一杯に入っています。
皮はモチモチで中は小籠包ほどでははありませんが、肉汁が溢れるジューシーな餃子です。
いつも思うのですが、あれは肉汁ではなく、白菜やキャベツの野菜汁に肉のうまみが溶けたものなのかしら。

蒸餃

川畝園麵食館の牛肉蒸餃が若干獣臭いのと比較をすると、こっちは豚肉だからという違いのためでしょうか、匂いは気に何ません。

台北市内で90元で10個入りという値段設定はかなりお得感があります。
安くて美味しい、人気には特別な秘密はなく当然の結果といったところですね。

酸辣湯はどこのお店でもだいたい同じような感じですが、GoogleMapsに酸辣湯がとても美味しいというレビューがあったのでどういうものかと期待していました。

酸辣湯

一口飲んでみたところ酸味はほとんどなく、カツオ出汁でしょうか、麵線のスープのような味が際立っています。
なるほどこれは日本人受けするなと納得。

お店の場所は以下になります。

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