天天鮮排骨飯:行列があっても実はそれほど並ばないかも、一杯のお椀が奏でる交響曲<<排骨蝦仁飯>>

天天鮮排骨飯

基隆の駅周辺、委託行街區へ向かう途中、奥まった通路を入った所にある天天鮮排骨飯。
奥まった…と聞くと入り難いと思いがちですが、行列が見えているので遠慮なく入って行きましょう。

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行列があるので入りやすい

パッと見た感じではわかりませんが、実は行列は二つに分かれていて、片方は店内で食べる用、もう片方は持ち帰り用となっています。
持ち帰り用の方が長い行列になっている場合が多いので、店内で食べる場合はまずお店の入り口まで見に行きましょう。

店内用の行列はこちら
席が空いていれば遠慮せずに入って注文してください
席がなければ外で並んで待ってください
持ち帰り用の行列はこちら
列が短い場合は店内に入って並んでください

案内にもあるように、店内で食べる場合は座席が空いていれば入って座り、すぐに注文することができます。
席がない場合はお店に入らずに、外で並びます。
一方持ち帰りの場合は、列が短い場合は店内に入り並びます。

更に言うと店内の倍は注文票に記入しますが、持ち帰りは口頭で注文の様です。
ややこしく感じますがこれが結構わかりやすく合理的。

注文票

席に着けばテーブルに注文票がありますので記入してカウンターへ持って行きます。
持ち帰りの人が並んでいるので順番を抜かしているようで気が引けますが、気にせずお会計をしてしまいましょう。

壁にもメニューが貼ってあります
店内はスープ付き、でも持ち帰りの方は5元安いとか
忙しそうに次々と盛り付けていきます
じっと見られるとプレッシャー
まだかな、プレッシャー

最初から目当てにしていた排骨蝦仁飯を注文しました。
排骨蝦仁とご飯はバラバラに分かれて出てきました。
また、店内で食べる場合は味噌汁か何かの湯が標準で付いて来ると書いてありましたが、玉子までついてくるのは意外な誤算。

蝦仁排骨
排骨の上には玉子が、下にはエビがあります

ご飯には茹でキャベツと酸菜でしょうか、これだけでも美味しく食べられます。

一応味見をした後はやはり丼にしたくなるのが日本人の心ってもの。
台湾人も丼にしたくなるのかしら?

量が多いので全て盛り付けられません
それでバラバラに出て来るのかも

排骨と蝦仁の塩っ気がいい感じで、更にソースもかかっているので多様な味わいが一つのお椀の中に結集。
ご飯も酸菜の汁で甘じょっぱくなっていますので、それぞれが醸し出すハーモニーがまるで小編成のオーケストラの様。
それを指揮者の玉子で絡めれば交響曲の始まりです。
間違いないのはご飯が足りないこと。

味增湯

味增湯は豆腐の味噌汁。
魚も扱っているので出汁用にアラでも使っているのでしょうか、魚の身も少し入っていました。
酸味のある味噌が使われています。
最近はどこに行っても自家製味噌なのか何なのか、甘くない味噌汁が結構な頻度で出てきます。
台湾の味噌汁は甘い、という固定観念は過去のものなのかも知れません。

お店の場所は以下になります。

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Posted by trilife