深澳線 八斗子:昔は海科館への最寄り駅、今は…山あり海あり道路あり
八斗子站周辺
台北近郊のローカル線紹介。
折角なので平溪線だけでなく直通している深澳線も紹介しましたが、最後の一駅になりました。
深澳線は二駅のみですので八斗子站が終点になっていますが、昔は深澳站まで電車が走っていました。
そのレールを観光資源として活かすため、ここからレールバイク(レールの上を足で漕いで移動するカーゴ)が深澳站まで繋がっています。
以前は海洋博物館に行く際の最寄り駅として八斗子站は利用されていたようですが、新しく海科館站ができてからはレールバイクへの乗り換え駅として利用されるくらいではないでしょうか。
八斗子站周辺には特別な見どころなどはなく、駅前に海、駅の裏手に山、線路に並走する道路が一本、というシンプルな無人駅です。
徒歩コース
そんな何もない駅ですが、海洋科学博物館へ行く際は海科館站で降りずにここまで来て一昔前と同様、散歩しながら海洋科学博物館まで行くのもありかも知れません。
というのも海洋科学博物館の主題館から海までは若干距離があるので海科館站を利用した場合、海を見ることはできません。
折角海辺まで来ているのにそれは勿体ないでしょう。
行く途中には小さな漁港もあるので、そうした漁港町を散策することも博物館体験の延長ではないでしょうか。