平溪線 望古:秘境駅とは言うけれど…実はハイキングの出発点にピッタリ

18/12/2020

テレビ東京 の「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!4時間超えSP」という番組で秘境駅として紹介された望古站。
生活利用者を見つけるまで駅でひたすら粘って待ち続けるが…というお話でした。
それ以来秘境駅として有名になったのではないでしょうか、SNSなどでもたまに名前を見かけるようになりました。

望古站
望古站

望古站周辺

生活利用者はともかくとして、実際はそこまで秘境にあるわけではなく、車やオートバイが多少は往来していますし、観光やハイキングなどで利用する人もいます。
私が訪ねた際は駅を出たところで本や写真の販売をしていましたので、意外に利用者がいるのかも知れません(もう少し人が多い駅で売ればいいのに…とも思いましたが)。

レトロな自動車コレクションが並んでいます

駅の向かいにはレトロな自動車をコレクションしているカフェのような家屋がありますが現在営業しているのかは不明です。

駅前には家屋が数軒あります
こちらの家屋はテレビ番組でも出ていた記憶があります

徒歩コース

平溪線沿いを歩くと炭鉱時代に使われた橋の跡が散見されます

望古站から隣の嶺腳站までは徒歩で35分ほど、途中に望古瀑布もあり緑を見ながら歩けば丁度良いハイキングになるのではないかと思い散策開始。

左側の自動車専用道路と勘違いしそうな幅広道路から山へと行きます

半ば山道の登山になるかと思っていたのですが、全工程アスファルトで整備され高低差もほとんどなく、オートバイも走っているなど全く登山という感じはせず…。

道は整備され歩きやすいものの…
日本では見かけない動植物が見られるのも外国で自然と接する楽しみ
日本では見かけない動植物が見られるのも外国で自然と接する楽しみ

肝心の望古瀑布はいつの間にか通り過ぎてしまいました…うっかり。

何度か分かれ道があります

嶺腳站へ向かう途中、何度か分かれ道がありますがGoogleMapsなどで地図を確認してから行けば迷うことはないでしょう。
やはりこの道はハイキングコースとして整備されているようで、案内看板がたまに立っています。

案内看板

山間部に限らず便利なGoogleMapsですが、台湾では地図に記載されている道が正確でないことが多々あります。
地図上に目的地は表示されているにも関わらず辿り着く道が表示されていなかったり、通り抜けられると思っていた道が実は袋小路で終わっていたり、結構な頻度でありますので過信は禁物です。

Advertisements