濟善老麵:これぞ独自の進化、台湾で見つけた異食文化の可能性

Facebookの台湾人美食グループで紹介されていたのを見かけたのでしょうか、艋舺にあるラーメン屋さん濟善老麵。
かなり特徴のあるラーメンを提供しているようで興味を持ち訪ねて見ました。

お店の外には持ち帰り用の窓があります。
ラーメンの持ち帰りというのは日本では余り想像できませんが、台湾では割と普通にラーメンも持ち帰るようです。

店内はカウンターのみ、10人程で満席です。

カウンター席のみ

店内は独特な飾り付けが…。

五月人形…

カウンターに座れば厨房が見えますが、目の前は盛り付けようの大ですね。
調理はあまり目に着かない少し奥でやっているようです、特別な工夫が…ないと思いますが。

厨房は結構広くなっています、大事ですね

メニューやお冷、箸などは自分で用意します。

メニュー
日本のラーメン屋とは違う独特なメニュー

注文するものはあらかじめ決めてきました、期間限定尚且つ毎日10杯限定で提供されている「極黑羽2.0」。
1杯380元(約1500円)、高い。

そしてお店に来て知りましたが、「黑金珧」というラーメンもあるそう、興味津々。
1杯何と420元(約1700円)、高い。

めちゃめちゃ高い、めちゃめちゃ高い

さて、出てきました「極黑羽2.0」。
一目で特徴がわかりますね、黒いラーメンです。
スープだけでなく具までも烏骨鶏、皮蛋、椎茸とご丁寧に黒く揃えています。
スープが黒いのは竹炭を使っているからだそうで、表面には油が浮いて膜ができています、烏骨鶏の油でしょうか。

普通表面に油を浮かせて幕を張る目的はスープの熱が冷めないように…というものだと思いますが、何故か残念なことにスープは若干の温め。
毎回不思議にもいます、何故ラーメン屋のスープは温いことが多いのでしょう。

極黑羽2.0、1.0が昔はあったのでしょう

さて肝心の味ですが、少し焦点がぼやけたような印象があり、纏まりがあるように感じませんでした。
そもそも烏骨鶏は食べるたびに馴染みのない印象を感じますので、食べ慣れていない具材の組み合わせに原因があるのかもしれませんね。
また黒い色は…見た目は衝撃的ですがお世辞にも美味しそうとは思えません、残念。

ただ現地化された台湾のラーメンという意味ではサイドメニューを含め可能性を感じました。

お店の場所は以下になります。

グルメ

Posted by trilife