阿角紅燒肉/劉美麗切仔麵:乾麵のはずが豬肝麵に!!新鮮で味わい深い極上レバー

19/09/2020

阿角紅燒肉/劉美麗切仔麵は市場の中にあります。
周りは魚や肉、野菜、生活用品を売るお店ですがここは朝食から昼食を売るお店。

台湾のお店あるあるですが、明確なお店の名前がなかったり、複数の名前がついていたり…ということがあります。
ここ阿角紅燒肉も劉美麗切仔麵と呼ばれていることもあり、どちら本当の名前なのかよくわかりません…。

阿角紅燒肉/ 劉美麗切仔麵

おそらくなのですが名前から察するに、表で紅燒肉を売っているのが阿角紅燒肉、奥で麺類を売っているのが劉美麗切仔麵、とお婆さんと娘さんで役割担当がありそれによって店名も区別があったりなかったりするのではないかと思っています。
恐らくご家族で経営されていると思うのですが、税金の関係であえて別の名前にしているのかしらと思ってみたり。

豪快にお肉を揚げています
揚げたて、おいしそう

お店の表では揚げたてのお肉が持ち帰り用として売られています。
わかりにくいですがお店に入る行列とは別の行列になっていますので、お店の前に人だかりがあるからといっても必ずしも全員がお店に入ろうとしているわけではありません。

お店の中、中といっても通路ですが

お店の座席は全部で13席程度でしょうか、回転は速いので少し待てば入れます。
スペースのわりにお店の人は4人程と多く、忙しく歩き回っていますので、ぶつからないよう気を付けましょう。

店の奥でもメニュー表記は阿角紅燒肉だったりしますが
綜合紅燒肉

どういう盛り合わせなのかと思いましたが、バラ肉と赤身肉の盛り合わせのようでした。
外では次々と新しいお肉を揚げているので、そのまま店内でも熱々の揚げたてのお肉が出て来るのかと思いましたが、実際は既に作り置きしたお肉を使っているようです。
冷めてはいますが、揚げたてが必ずしも美味しいわけではありません。
比較していませんので実際どうなのかよくわかりませんが、冷めても表面はカリカリのままで油は落ち着き味も染みている等、何か意図があってのことかもしれませんね。
お肉と衣にも下味がしっかりついていますのでそのままでも食べられますが、二種類のソースがまじりあうように小皿に添えられ出て来ます。
このソースは付けてもしょっぱくならない、絶妙なソースでした。
お肉の付け合わせに香菜が敷かれていますので、色と香りと味とリフレッシュできます。

豬肝麵

乾麵と肝麵は発音が同じなので陽春麵、または豬肝麵とちゃんと言いましょう。
乾麵が肝麵になったとFacebookでシェアしたところ台湾人に大うけでした(レバーが苦手な人が多いようです)。
レバーはさっと茹でたのか物凄い柔らかく、血抜きをしっかりしているようで特有の臭みも殆どありません。
味は意外にもしっかり付いていて、噛むと口の中にレバーの甘みが広がります。
おそらく物凄く新鮮なレバーを使っているのでしょう。

スープはニラともやし、揚玉ねぎのトッピングとシンプルで色は濃く、コク深いものの、塩気は薄いので全体的には薄味に感じます。
このスープがレバーとまたうまく合っていると思います。

乾麵

食べ損ねた乾麵にもリベンジしましたが、普通でした。
食べ損ねたことから期待値が上がってしまったのでしょう。
こうやって考えると偶然食べた豬肝麵は出会いでした。

紅燒肉

綜合紅燒肉を頼んだつもりでしたが、普通の紅燒肉が出てきました。
相変わらず美味しいですが、やはり単品だと少なく感じます。
おそらく麺と肉を分けて注文するよりも、肉があらかじめ入った麺を頼む方が満足度が高いのではないかと思います。

店内は通路ですが周りのお店も物品を並べ風を遮っていてるため扇風機を回しています。
席によっては風が結構強いので紅燒肉の付け合わせの香菜が飛び散らないよう気を付けましょう。

お店の場所は以下になります。