欣丼食堂:証拠揃っています、もう一つの台湾No1炒飯

21/05/2021

台湾には炒飯の大会がいくつかありますが、それに合わせて台湾第一位の炒飯屋さんもいくつかあります。
ここは2019年12月に開催された臺灣炒飯王で優勝した、台湾第一位の炒飯屋さん、欣丼食堂。
http://www.friedrice.com.tw/

何故か日式燒丼と主張していますが、あまり気にしないでおきましょう、中華料理屋です。

欣丼食堂

以前は捷運南港站と南港展覽館の間にあったそうですが、2020年7月頃に昆陽站から10分程歩いたところに引っ越しました(2021年5月現在は体調を崩されたとのことでお店は休業しているようです)。
まだあまり知られていないのでしょうか、私が訪ねたのは休憩時間前とはいえガラガラに空いていました。

お店に入ったら正面のカウンターで注文、会計をします。
炒飯以外にも料理があります、日本の中華料理屋さんみたいな感じですね。
臺灣炒飯王で優勝した炒飯は肉絲蛋炒飯、初めての訪問ではこの炒飯を頼まないことには始まらないでしょう。

注文カウンター、台灣炒飯王冠軍(チャンピオン)

肉絲蛋炒飯は豚肉と玉子、葱の炒飯です。
全体的にほんのりとした甘みがあり、また豚肉が柔らかく美味しいです。
複雑な味がするので何かMSG(うま味調味料)を使っているのかと疑ってしまいますが、大会で優勝するくらいですので流石に使ってはいないでしょう。

肉絲蛋炒飯

聞くところによると台稉九號という特殊な台湾のお米を使っているそうです。
日本のお米よりも美味しいと評判で、その分値段も高いのだとか。
余談ですが日本のコシヒカリは台湾でも大人気のお米です。

その他紫菜蛋花湯を注文しました、海苔玉スープですね。

紫菜蛋花湯

海苔を使った料理は台湾の普通の食堂でもたまに見かけますが、磯の香りが強く、なかなか美味しいと思います。

壁には臺灣炒飯王の映像や写真、賞状などが張られていました。

大々的にアピールしています

注文する際「発音が台湾人っぽくないけど何処の人??」とバレてしまいました。
「私は何年も韓国語勉強しているけど未だ全然喋れないのに…」などなど雑談開始。
その後入ってきたお客さんとも「何で炒飯店なのに日式料理屋さんなの??」などなど私も知りたいことをテーマに雑談、何故なのかは聞き取れませんでしたが。
こうしたお客さんとの交流を、愛想がいいと考えるか、接客態度が悪いと考えるかは人によるところだと思います。

お店の場所は以下になります。