小潘蛋糕:アメリカまでその名が聞こえる新北市にあるパイナップルケーキの名店

小潘蛋糕は新北市の板橋駅から少し歩いた所にある有名なパイナップルケーキ屋さんです。
アメリカ在住の友人経由で「台湾に行くなら是非訪れてもらいたいパイナップルケーキ屋さん」とオススメされたので行ってみました。

小潘蛋糕

店舗は面積は結構広いのですが、半分は倉庫のようになっており普段は使われていないようでした。
お店に入ると目の前のテーブルに大量の箱と袋詰めされたパンが置かれています。

買い方がわかりません…

この箱は予約済み商品なのか、あるいはこの状態で売られていて箱を自分でレジカウンターに持って行くのか、ハッキリ言って買い方が全く分からないのですが、店内を見回すと壁にパイナップルケーキの値段が貼られています。

基本はパン屋さんなのかしら、壁にパイナップルケーキの値段表が貼ってあります

玉子の黄身入りのものと、黄身なしのものが15個、20個、30個、個別包装の有無などいろいろな条件があるようです。
惣菜パンや菓子パン、パイナップルケーキの他にも千層糕やカスタード蛋糕なども売っています。

パイナップルケーキは箱買いしないといけないのかと最初は思っていましたが、レジの上に適当に置かれているものを取って、これくださいと言えば1つ2つでも売ってもらえます。
色が濃い黄色が卵黄入り、薄い黄色が卵黄なし、白い不織布に入っているのが土鳳酥というパイナップルケーキです。

超適当に置かれています、ペットボトルの水は従業員のマイボトル

個別の場合は卵黄ありが22元、卵黄なしが21元、土鳳酥が32元、という感じでした。
買い方がわからないパンや他のケーキ類も、どうやら箱を持ってレジに持って行き会計するようでした。
もし箱にあらかじめ入っている個数以外の個数で買いたい場合は口頭で別に注文するシステムの様です。

卵黄入り、日本語も書いてあります
土鳳梨酥

鳳梨酥は比較的食感がフワフワとしており、中の餡がそれほど目立たず脇役のように振る舞う柔らかいケーキという印象でした。
一方、土鳳梨酥はサクサクした食感に、中の餡がねっとりとした食感で存在感を主張する餡が主役の伝統的なパイナップルケーキでした。

折角なので他のパンも買ってみました

折角なので他のパンも買ってみました。
ピザパンは具がたっぷり入っています。
こういうジャンキーな惣菜パンは台湾ではあまり見かけないのでこれはおいしい発見です。

レーズンとフレンチトーストのようなものが詰まった甘いパン

ピントが合っていませんが、もう一つはレーズンとフレンチトーストのようなものが詰まった甘い菓子パン。
こちらは割と普通の菓子パンの印象であまり強いインパクトはありませんでした。
パンの中にパンというところは台湾あるあるなので華麗にスルーしたいと思います。

わざわざ店舗まで訪ねましたが、実はここのパイナップルケーキは有名なだけに一部のコンビニでも買えたりします。
パッケージを見た後に気が付きましたが、わざわざここまでくる必要がなかったり…。
とは言え、ピザパンは美味しいですし近くまで来たら寄ってみるといいと思います。

お店の場所は以下になります。