阿城鵝肉:食べなきゃ後悔、台湾に来たら必食、至高の鵝肉

阿城鵝肉
ここは鵝肉(ガチョウ肉)で有名なお店。
本店である土城總店よりも支店の台北吉林の方が有名で、1号店、2号店とすぐそばにありながら、どちらも毎日行列ができています。

阿城鵝肉、見た感じこちらが2号店でしょうか
阿城鵝肉

お酒を提供しているのは1号店でしょうか片方の店舗のみなので、お酒を飲みたい人は確認してから入店しましょう。
ただしお酒を提供している店舗は当然長居するお客さんも多いので、待ち時間も長くなる傾向にあります。

阿城鵝肉、見た感じこちらが1号店でしょうか
阿城鵝肉

日本では鵝肉も鴨肉もあまり食べませんが、台湾ではどちらも結構食されます。
一般的には鵝肉の方が高級なようで塊で売られていますので店頭で選んで注文するスタイルのお店が多いです(値段はグラム当たり幾らと計算されます)。
だいたい一塊200元~で部位を選べるのが一般的なようです。

このお店の特徴はいくつかあり、一つは盛り付けが美しいこと、もう一つは骨を丁寧に取っていることです。
台湾人は骨の周りの肉が美味しいことを知っているので、どこの料理店でも鵝肉に限らず骨付き肉が提供されることが多いです。
一方日本人からしてみれば、肉の周りの肉をそぎ落としながら食べるのはとても面倒。
食べたものを吐き出すのも馴染みがありませんし、手やテーブルが汚れるので抵抗感があります。
ですので、骨を丁寧に取ってくれるお店というのはとてもありがたい存在。

鵝肉

台湾人の友人が注文を全てしてくれましたので詳細はよくわかりませんでしたが、鵝肉は燻製と塩ゆでから選べるようです。
肉は柔らかく肉汁たっぷりで噛み締めるほど旨味があふれ出ます。
まさに絶品。

鵝油拌飯

他に多くの人がオススメするのがガチョウの油を掛けたご飯、鵝油拌飯。
個人的には鵝肉の美味しさが強烈でしたので、ご飯は特に感想はありませんでしたが、このご飯が大好きという人も大勢います。
普通の白飯とお値段同じなので油がダメでなければ食べてみましょう。

鹹蜆

作り方はよくわかりませんが恐らくシジミの醤油漬けでしょうか。
結構味が濃いのでお酒のおつまみにいいですね。

地瓜葉

サツマイモの葉炒め、ねっとりとした食感は安定の美味しさです。

虱目魚皮湯

虱目魚(サバヒー)の皮のスープ。

日本人になじみの薄いガチョウ肉や鴨肉を前にしてよく言われるのが、鴨とアヒルは違うのか、鴨とガチョウは違うのか、ということです。
これらの違いは言語の違いと相まってなかなか奥の深い面白いテーマなのですが、ここでは簡単に説明しておきます。
鴨を家畜にしたものがアヒル、漢字でも家鴨と書きますね。
これらは便宜上区別しているだけですので、食肉としては特に区別されません。
ガチョウは雁を家畜化したもので、鴨よりも一回り大きく別の動物です。
雁を食べる…とはあまり聞きませんが、これも食肉としては区別されていないようです。
肉の味はガチョウの方が弾力があり野性味がある…と言われますが、食べ比べてもどっちがどっちかはよくわかりませんでした。

https://www.acheng.com.tw/

お店の場所は土城總店、台北吉林、それぞれ以下になります(他にも南港や花蓮などにも支店があるようです)。

土城總店 台北吉林