內灣線 富貴

概要

昔、富貴駅は南河駅とも呼ばれており、南河部落内にありました。しかし内湾支線の前方に栄華駅があり、台鉄が栄華駅と併せて名付けたため、南河を富貴と改めました。

内湾巡り 内湾支線スタルジックトリップ
富貴站

頻繁に「富貴は昔は南河という名前で、栄華に合わせて改名した」…と言った説明書きがあるのですが恐らく多くの人は意味が解らないと思います。
これは「富貴栄華(ふうきえいが)」という四字熟語があり、某サイトの「三省堂 新明解四字熟語辞典」によると以下の意味だそうです。

身分が高く、富み栄えること。▽「富貴」は財産があって身分が高いこと。「栄華」は華やかに栄えること。

三省堂 新明解四字熟語辞典

そこから2001年に栄華駅が新しく作られた際に元々あった南河駅を富貴駅と改め、切符が「富貴-栄華」となればさぞ縁起がよろしかろう、ということで改名されたとのことです。
なぜ他の駅ではなく南河駅が選ばれたのかなどは不明ですが…。

旅行メモ

夏休みの一枚(冬に行きましたが…)

実はここの駅までも歩いてきました。
最初に下の写真のような入り口を見たときは横断歩道もなくどうやって道路を渡るのか(週末ということもあり手前の道路の交通量はものすごく多かった)と思いましたが、他の入り口もありました。

富貴站

駅の正面の崖はお墓(だと思います)になっています。

こじんまりしたものが多いですが、お墓だと思います
電車が行ってしまった…

駅の隣はサバイバルゲームの会場とキャンプ場です。
それ以外に店舗などは特に何もないようです、結構不便な山間に詰め込んだように駅があります。
今ではもう少し開けたところに駅を作れなかったのかとも思いますが、当時は違うかったのでしょう。

サバイバルゲーム会場

迷彩服の団体がウロウロしていますが軍人ではないと思います。

サバイバルゲーム会場、デイキャンプ会場も兼ねているのかしら?

折角のキャンプ場なのですが山の中ですので特に見晴らしがよいわけでもなく風光明媚な景色も見えず、少し開けた景色を見ようとすると歩道もない危ない道路へ出ないといけません。
ここはどうしてキャンプ場になったのか…と思いましたが、恐らく山間部の田舎なので夜は星空が綺麗なのでしょう。

キャンプ場
コテージは準備も片付けも不要で便利そうですね
見晴らしが…普通

ここでも謎のメモがありましたので掲載しておきます。

多年前台鐵為了要提升內灣線的光觀人潮, 因此將南河車站改為毫無淵源的"富貴"車站, 以便與同線的榮華車站組成"榮華富貴", 但此舉動讓注重在地文化的居民感到十分可惜。

また南河車站に関する看板がりましたのでそれも掲載しておきます。

南河車站の看板

南河車站
南河, 為早期內灣開發時的聚集地, 隨著開墾的深入, 使南河的人口逐漸蕭條沒落, 成為前住內灣的途中過站。
「南河車站」係內灣支線中的一站, 因該站鐵道與公路呈現「X型交義」, 常有汽車與火車相互等待的畫面, 故令人觀之印象深刻, 南河車站為鋼構棚架形式建築, 目前未編制員工看管, 屬無人看管車站。

南河車站の看板

参考

Wikipedia – 富貴駅 (新竹県)

駅付近のおよその場所です。