腸蚵專業麵線:台湾語が飛び交う下町の路上で麵線をすする

08/01/2021

龍山寺のすぐ近くにある腸蚵專業麵線。
この辺りは大通りに面し人通りも多く、龍山寺周辺にありがちなアンダーグラウンド感はありませんので初めての台湾旅行でも気軽に行けます。

台湾ではよくあることですが相変わらずお店の正確な名前がわかりません。
GoogleMaspでは陳記專業蚵仔麵線とありましたが、「記」はともかくとして「陳」がどこから出てきたのか謎です。

店内にも少しだけ座席がありますが、基本的には外で食べます。
大きなエアコンがありますが、中は涼しのでしょうか。
メニューは綜合麵線、蚵仔麵線、大腸麵線、そして具が入っていない清麵線の三種で、それぞれ大碗、小碗があります。


入口付近に行列ができていますのでそこに並び、順番が回ってきたら注文をします。
蚵仔も大腸も入っている綜合麵線にしました。

綜合麵線

麵線は鰹出汁を強調した日本人好みの味のお店が多いですが、ここは少し違うようです。
大蒜が効いていて結構辛いのでよく混ぜて食べましょう。
牡蠣は薄皮をつけて一回軽く揚げてあるのでしょうか、透明な膜があります。
大腸は臭みもなくモチモチした食感、下味が染みて焼き肉のような感じがあります。
テーブルの上には黒酢や胡椒、もう一つ辣椒醬でしょうか辛味の強い調味料があります。
入れ過ぎに注意して、混ぜながら全体の味を調えましょう。

この辛味の強い辣椒醬は自家製なのでしょう、店内で買うことができます。
日本ではあまり見かけませんが、台湾ではそのお店の特徴的な自家製調味料を瓶や缶に詰めて売っていることが結構あります。

特製辣椒醬

お店だけではなく、なんと家庭の味を売っていることもあるので驚きです。
衛生管理だったりお腹を壊した際の補償だったり、お堅い取り決め事を気にしているようではこのパワフルな世の中では生きていけないのでしょう。

隣のお店との境目はよくわかりませんが、雑多なところがなかなか素敵な雰囲気だと思います。

台湾語が飛び交います

お店の場所は以下になります。