小螺波:漢字から何となくハエを連想してしまう、酸っぱい麺
独特な麺料理を提供するお店、小螺波。
料理だけでなく、店舗の雰囲気も独特です。
初めて伺ったのは新北市の頂溪站から少し歩いた所にある店舗。
ここが本店なのでしょうか。
二度目に伺ったのは南京復興站隣の商業ビル地下の飲食店街。
この建物は他にも海南雞飯のお店艾叻沙がテナントとして入っていますので、以前紹介したことがありますね、同じ建物になります。
螺螄粉、漢字だけ見るとハエか何かの虫が入っていそうですね、昆虫食。
テーブルに置かれた説明文によると、中国の廣西、柳州という地域の小吃だそうです。
柳州特有のお米で作った麺に酸っぱい筍、酸っぱい豆、木耳、ピーナッツ、揚げた腐竹、ウズラの卵、新鮮な野菜などを加えたものです。
酸味や辛味があり新鮮で爽やかな風味があり…などなど。
要約すると…おいしいよ!と書いてあります。
少なくとも昆虫食ではなさそうですね。
実際の注文は注文票に記入します。
味をいろいろ調整できますが、二人以上で一緒に注文する場合は書き分けることが出来ないという致命的な問題があります…。
初めて伺った際は招牌の招牌螺螄粉を注文。
わからないときは招牌、これ鉄則。
スープの酸味が強いでしょうか、辛味もありますので下手に飲むと汗だくになり咽ます。
麺は米で作った感じがありますね、フォーのような感じでしょうか。
もっちりした歯応え…ではなく、滑らかな食感ながらも、ぶつっと噛み切る歯応えがあります。
二度目の訪問では脆脆皮螺螄粉を注文。
一度目の訪問に比べ、それほど酸味を感じませんでした。
なかなか変わった料理です。
その変わった料理という印象が日常的に食べるものではない、という印象を与えますね。
廣西、柳州の現地では日常的に食べられているのでしょうか。
お店の場所は以下になります。
頂溪
南京復興