阿娘給的蒜味肉羹:辛くて辛くて涙が出るけれども手が止まらない強烈な大蒜味

宜蘭の駅から徒歩で行くにはちょっと遠いかな、という絶妙な所にこの阿娘給的蒜味肉羹はあります。
確か元々は街中にあった行列の絶えない大人気のお店が引っ越した、そんな話だったと思います。
肉羹と言うのは一度ミンチにした肉を再び成型した肉団子のようなものですが、片栗粉っぽいと言いますか、食感も味も独特な特徴があります。
正直それほど好きではないのですが、何処で得た情報だったかは忘れてしまいましたが「必ず行くべき」といった強い推薦のメッセージを見て、頑張って行ってみました。

新しい外観

外観はやはり新しいですね、駐車は適当ですね。

私が訪れたのは平日の中途半端な時間、しかも大雨という空いていて当然といった状況だったのですが、行列こそないもののほぼ満席という賑わいでした。
持ち帰りの人と店内で食べる人、別れて並ぶようになっていますが、そこまで混んでいなかったので駐車同様みんな適当でした。

どこに並べばいいのかわからない

店内は綺麗で清潔、木とコンクリートの見せ方がお洒落です。
結構な広さがあるのですが、子供も若者もお年寄りも出入りし、私は一人でずぶ濡れなので端っこのカウンター席に遠慮がちに陣取りました。

何の模様なのか、床の文様がお洒落です

メニューは基本的に肉羹のみですが、麺やご飯が入ったものもあります。
麺は普通の麵の他に粿仔條、米粉の三種類があります。
麺の量、肉羹の量で値段がそれぞれ違うようですね。
若干わかりにくいですが、大盛り、肉大盛り、みたいな感じですね。

注文票、左上に「お母さん」と書いてありますね

正常份量の肉羹麵にしました。
注文をすると機械を渡されるので呼ばれたら自分で受け取りに行くシステム。

バイブレーションとアラームで通知してくれるシステム

麺も肉羹も個別に食べるとそれほど印象がなさそうな極々普通な感じなのですが、大蒜たっぷりの肉羹は想像以上の美味しさです。
肉体的に疲れていたこともありますが、全体として物凄く美味しく辛味の効いた大蒜に手が止まりません。
大盛りにすればよかったと普段なら思わないようなことを思いながら一気に食べてしまいました。

肉羹麵

正直そこまで期待していなかったのですが、おそらく今後長く台湾に住んだとしても、ここより美味しい肉羹のお店は見つからないでしょう。
そんな予感を抱かせるほどの肉羹でした、素晴らしい。

台湾の飲食店では彫刻をよく見かけます

お店の場所は以下になります。