肉伯火雞肉飯:ジューシーな七面鳥肉に満足、台北で美味しい火雞肉飯はここ

台北101から少し歩いた所にある雞肉飯のお店、肉伯火雞肉飯。
何度か来たことがあるのですが、店内は綺麗でいつも適度な賑わいがあります。
台湾人に聞いてみるとみんな知っているので、有名なお店のようです(台北101の中にも店舗があるようです)。

肉伯火雞肉飯

雞肉飯と言えば嘉義が有名ですが、このお店は台南のお店で、美食の街として有名な台南の味わいを求める台北市民の間では重宝しているようです。
雞肉飯は一般的にニワトリの肉を使いますが、このお店や嘉義の本場のお店では七面鳥の肉を使っていることが結構あります。
日本では七面鳥はなじみがないのでピンときませんが、ニワトリよりも柔らかく旨味が詰まっています。
お店の名前を見ても明らかなように火雞肉飯となっていますね。
火雞というのは七面鳥のことなので、雞肉飯を食べるときは雞肉飯なのか火雞肉飯なのか、よく見てみるといいと思います。

綺麗な店内の様子

メニューはお店の外、お店の中、どちらにも掲示されています。
火雞肉飯の他、お肉のみの切盤、スープが六種類ほど、それと小菜です。
火雞肉飯便當は筍干(メンマ)が付いてきますのでお得感がありますね。

メニュー

お盆を持って注文カウンターに近づくと老闆でしょうか、何を食べるか聞かれますので口頭で注文します。
メニューでは火雞肉飯便當となっていますが、店内では火雞肉飯大と呼んでいるので同じものだとか。
雞肉飯の他スープなども一緒に注文してしまって構いません。

雞肉飯をそのまま受け取り、レーンに沿って奥に進みスープなどを受け取ります。
最後はお会計、丸亀饂飩と同じ方式ですね。

この日は火雞肉飯(大)と扁魚白菜湯を注文

個人的に好きなのは扁魚白菜湯。
魚は…よくわかりませんが白菜滷といい、台湾の白菜料理は何を食べても甘味があってかなり美味しいと思います。

扁魚白菜湯

金針湯は金針花という花を使ったスープで味に癖はなく、シャキシャキした食感に特徴があります。
日本では食べられないと思いますので、是非一度食べてみるとよいでしょう。
台東で秋になると一斉に花が咲くのが有名ですが、台北でも季節によっては見かけます。

火雞肉飯は柔らかい鶏肉に程よい味わいの出汁がかかっていてとても美味しいです。

火雞肉飯(大)

日本のメンマはラーメンのトッピングというイメージですが、台湾では弁当のおかずなどで頻繁に筍干を見かけます。
大好きだという人も結構いますので人気の小菜。

台湾と言えば滷肉飯というイメージの人が多いですが、個人的には雞肉飯の方が日本人の口に合うと思っています。
以前Facebookの台湾好きコミュニティーで簡易的なアンケートを取ってみたことがありますが、やはり台湾に何度も行っている人の間では雞肉飯の方が美味しいという意見が多数だったと思います。
滷肉飯は美味しいお店は美味しいですが、実際のところで言うと脂身だらけの脂ご飯になっているお店も多々あり、また八角が口に合わないと言う人も大勢いますので当たり外れが結構あります。
まぁ最終的には個人の好みとお店次第ですが。

ちなみに雞滷飯という滷肉飯の上に雞肉を盛ったお得なメニューもたまに見かけます。

おお店の場所は以下になります。