冰讚:夏季限定、日本人に大人気の芒果かき氷屋さん

18/12/2020

台湾で芒果かき氷を食べようとすると思慕昔やアイスモンスターなど有名なお店が幾つかあり、どこで食べるか悩んでしまいますね。
有名店以外にも個人店でも夏はマンゴーかき氷が売り出され、どこでも気軽に食べることができます。
そうした中、日本人に圧倒的に支持されている芒果かき氷屋さんがここ冰讚です。

冰讚

MRT雙連站から徒歩数分の所にある冰讚は季節限定で営業しており、4月から10月まで芒果かき氷が食べられます。
日本人の間ではとっても有名なお店らしいですが、外から見たことは何度もあったものの今回初めて伺いました。
普段であれば大行列なのかと思いますが、今年は観光客がいないことに加え10月末というシーズン最後に訪れましたので、貸し切り状態でした。
聞いたところ10月末といっても30日までではなく、26日だったり27日だったりと末頃に販売は終わるとのことでした。
4月からというのも1日からではなく中旬からで、気温等によって仕入れが変わるでしょうし、ある程度は変動しそうですね。
10月末の台湾は日によっては30度近くなることもありますが、涼しい日も多く、正直食べた後は冷え冷えでした。

お店入り口横のメニュー

お店の外にもメニューがあり、本来であれば行列に並んでいる間にこれを見ながらあれこれ想像を膨らませ楽しむためのものでしょう。
今回は他にお客さんがいませんのでそのままカウンターへ進み、壁に貼られたメニューを見ながら芒果雪花冰を注文。
この後すぐに団体客が来る可能性も0ではないので、カフェなどでよく見かける振動する円盤を渡されました。
番号で呼ばれたりすると中国語がわからないと難しいですが、これなら簡単ですね。

注文カウンター、夏に来れば山盛りの芒果が見られるかも?
流石に10月末にかき氷を食べる人は少ない

芒果にうっすらと文様を描く白いソースは練乳でしょうか、控えめです。
これまで訪れたことのある個人のかき氷屋さんでは単純にかき氷の上に果物を乗せ、練乳などをかけたものが多いのに対し、所謂有名店などの専門店では氷にこだわったり、ムースやピューレのようなソースがかかったりとそれぞれ特徴があります。
ここのかき氷も練乳の他に恐らく芒果ピューレがかかっていると思います。

氷も牛乳なのでしょうか、見た目が白く、普通の氷と食感や味が異なります。
雪花冰はおそらく氷の削り方に特徴がありフワフワの触感になるのだと思いますが、その氷の形状も細かい雪のような氷になっていることもあれば、板状の氷になっていることもあり、お店によって異なるため雪花冰の具体的な定義はよくわかりません。
また牛奶冰というのも牛乳を使った氷のことなのか練乳をかけた氷のことなのか、イマイチはっきりしません。

芒果は流石に10月となると季節外れ感がありますが、まだまだ甘くジューシーです。
遠目だったのでよくわかりませんでしたが、タッパーから取り出していたのでどのように保管しているのか気になりますね。
朝方準備するのでしょうか、十分みずみずしく美味しいかったです。

お店の場所は以下になります。