基隆廟口夜市：お昼でも激混み!!!台湾一と名高い美食夜市
基隆廟口夜市
基隆駅から少し歩いたところにはB級グルメの宝庫として有名な基隆廟口夜市があります。
旅行ガイドブックなどでは台湾一の美食夜市と言われていますが、実際はどこの夜市にいっても「ここの夜市が一番よ」と言いますので、お国自慢のようなものなのかと思います。
黄色い提灯が独特の風景を作り出しています。
いろいろ美味しいものがありそうですが、こういろいろ食べるものが並べられると、あれこれ悩んだ末に何も食べずに帰ってしまいたくなります。
港町なので海鮮…と思いがちですが、揚げパンにおかずを挟んだ營養三明治というサンドイッチが有名だと聞きました。
特に旧暦の新年開けはものすごい人出になります
普段はここまでではなかったと思いますが、新年は道の真ん中にも屋台が出ているので歩くのも大変。
堂々と商売をしていますが、おそらく道の真ん中に出ている屋台は違法出店かと思います。
歩行者には一応右側通行の暗黙のルールがあるようです。
また屋台の裏側の歩道に入ってしまえば多少は歩きやすくなります。
屋台では物凄い数の料理が売られていて、台北の夜市では見かけないメニューもたくさんあります。
見ているだけでも楽しいので、ついつい混雑に参加してしまいます。
基隆廟口夜市周辺のおよその位置は以下になります。
吳記螃蟹羹
揚げパンにおかずを挟んだ營養三明治というサンドイッチが有名と聞いておきながら、營養三明治のことはすっかり忘れて賑わっている海鮮を選択してしまいました。
吳記螃蟹羹という蟹のとろみスープがメインのお店です。
夜市の入り口入ってすぐ、両サイド同じお店があるようです。
お店の前にテーブルを出し、お店の中も外も賑わっています。
台湾で蟹と言った場合、日本で食べられているような大型の蟹よりも、ワタリガニの一種なのでしょう小さい蟹の場合が多いです。
ズワイガニはあまり聞きませんがタラバガニは帝王蟹と呼ばれ広く食べられています。
タラバガニは蟹ではありませんが…。
螃蟹羹はカニの身、椎茸やシメジなどのキノコ、タケノコの他、黒い糸状のものは海藻でしょうか？
羹をお椀に盛った後にカニの身を入れているので、多い少ないなどはなく、均等に入っているようです。
カニの身は厚めで見た目は少し豪華に感じましたが味は特筆するようなことはなく到って普通。
油飯はもち米と椎茸のおこわ飯です。
これまた記憶に残るような特徴はありませんでした。
お店の場所は以下になります。
一口吃香腸
いつも行列ができている小さなソーセジ屋さんです。
夜市の角にあるのでとてもわかりやすい。
ソーセージは1つ7元で1つからでも買えます。
わかりやすいように値段表が貼ってありますが、たくさん買っても割引などはありませんので単純に7を乗算するだけです。
小さなソーセージを次々と焼いては売り焼いては売り
持ち運びに便利な容器に入れてもらうには最低でも幾つ買わないといけない…といったルールがあると思うのですが、幾つなのかはわかりません。
10個程買えば確実に容器に入れてもらえます。
大蒜が必要か聞かれますので、是非入れてもらいましょう。
甘い台湾ソーセージとピリ辛い大蒜はベストマッチです。
必要であれば容器に蓋もしてくれます。
この日は人出がすごかったので、コンビニでビールを買って川辺に移動し食べました、川は別段綺麗ではありませんが…。
お店の場所は以下になります。
基隆廟口正宗老牌営養三明治
營養三明治のお店は何件かあるのですが、廟（奠済宮開漳聖王）の前にあるお店に行ってみました。
が、まさかの300人待ち、その日のうちに食べられる気がしませんので断念。
後日の再挑戦。
今回は雨も降っていたのでスムーズに入れました。
メニューは三明治しかありませんので、何人前かのみ言えば大丈夫、1人前は55元。
パンは割としっかり揚がっていてドーナツのような感じがします。
カレーパンの生地に近いですが、生地に甘い味が練りこんであるので、やはりドーナツという感じです。
見たままですが、かなりの量の油を吸い込んでいるのでカロリーはものすごい高いのではないかと思います。
紙袋とビニール袋に入れてくれますので、火傷しないように食べましょう。
1口目はハムの厚切りが口の中に飛び込んできます。
下にはキュウリが敷かれていますので、気持ちはサッパリ。
次は滷蛋ですね、玉子です。
真ん中がトマトでここまで食べれば折り返し地点。
また玉子が出てきて最後にハムとなります。
この順番はおそらく計算してあるのでしょう、味の楽しみ方としてなかなかよいと思いました。
また全体的にマヨネーズがかかっていますが台湾のマヨネーズは甘い脂のような感じがします。
そのマヨネーズの甘さとパンの甘さ、そしてハムの塩気。
ドーナツのしっかりと揚がったパンの食感と玉子のしっとりとした食感、キュウリのシャキシャキ感、それぞれアクセントになっています。
なるほど美味しい高カロリー
お店の場所は以下になります。