波麗路(新館):モダンかつレトロ、これが老舗洋食屋の風格

昔はお見合い会場やデートコースに使われたと言われるお洒落でレトロな洋食屋さん、波麗路。
4、5軒を挟んで旧館と新館があり、今回訪ねたのは新館。
メニューと価格帯を見てたら呼び込まれてしまいました。

波麗路(新館)

辻調グループを創立された辻静雄さんが本格的な西洋料理を輸入する前の日本の洋食屋と同じような感じでしょうか。
ナポリタンやオムライス、ハンバーグ、和風洋食の定番となったような料理を生み出してきた洋食屋、ここは台式洋食屋ですが。

落ち着いた雰囲気の室内
螺旋階段、二階もあるようです
階段の下には池、鯉がいます
レトロなテープレコーダー、現役で使われています

料理の幅はかなり広く、コース仕立ての料理やステーキなどから、カレー、チャーハン、サンドイッチといった軽食まで多種多様なメニューがあります。
その他デザートや飲み物。

他にワインリストもあるのでしょうか、何が出て来るのか気になります

コーヒーも各種豆をそろえていますので、食事時間を外して喫茶店として利用できるようです。

ここだけ見ると喫茶店みたい

頼んだのはオススメ料理と以前本で読んだ法國鴨肉飯。
胸肉にするか腿肉にするか聞かれたので胸肉を選択、ヘルシー志向。
その他100元でサラダやパンを付けられるとのことでしたが、ご飯物を頼んだのでこちらは遠慮しました。

法國鴨肉飯(胸肉)

恐らく出てきた料理は鴨のコンフィにシャンピニオンソースを掛けたもの。
ご飯にかけてカレーのように食べる…ようですが、別々に出てきたので全部一度にかけてしまわず、少量ずつ一緒に食べることにしました。

法國鴨肉飯(ご飯とピクルス)

カモは骨離れは良いものの、それほど柔らかいわけでもなく、肉の繊維に沿って崩れる感じです。
旨味が抜け、少しパサついたように感じます…。
ソースはコンソメベースのように見えますが、少し酸味があります。
シャンピニオンソースはこういう味だ、と意識して食べたことがないのでこれが本当にシャンピニオンソースなのか判断できませんが、具はおそらくマッシュルームのみ(タケノコのように見えるのはマッシュルームの茎の部分でしょうか)。

ご飯の横にはキャベツの酢漬けが付いていて、これが甘酸っぱくて結構おいしい。

コーヒーと季節の果物

料理は若干高く感じましたが、食後のコーヒーと果物付き。
肉料理などには他にサラダが付いたりするようですので、セット内容を考慮に入れて考えればそこまで高いわけでもないかと思いました。
ちなみにコーヒーはネスプレッソだと思います。

他のメニューも気になります、通っていろいろ食べてみたいですね。

お店の奥が調理場です

お店の場所は以下になります。