平溪線 菁桐:平溪線の終点は日本時代から残る木造駅舎
菁桐站周辺
菁桐站は1929年、日本統治時代に建てられた白い木造の駅舎が今でも使われています。
また平溪線の終点、ゴールということからでしょうか、菁桐鐵道文物館・故事館がありますが鉄道関連のグッズを売っていることを除けば実際のところただのお土産屋さんと区別がつきません…。
ここだけに限りませんが、線路沿いには願い事を書いた竹筒が吊るされています。
日本の神社にある絵馬、または七夕の時に吊るす短冊のようなものでしょうか。
炭鉱関連施設
駅周辺には媒磺紀念公園、菁桐磺業生活館、菁桐抗選洗炭場など炭鉱の歴史に纏わる施設がたくさんあります。
一部はカフェにもなっているので、ノンビリ休憩することもできます。
老街
これら炭鉱関連施設に興味がない場合は菁桐にはそれほど見どころはなく、駅前の老街を少し覗く程度で十分でしょう。
駅前の老街も規模は小さいので、実際終点まで来たものの折り返し準備の15分ほどの間に見られるものだけ見て、来た時と同じ電車に乗りちゃっちゃと帰る…という人が殆どかと思います。
ですが鉄道関係のグッズをじっくり見たい人や、駅前で小吃を食べたい人には少し時間が足りないところ。
徒歩コース
実はここ菁桐站から隣の平溪站までは徒歩でも15分ほどです。
線路沿いに歩いていけば迷うこともなくすぐに到着する距離なので、ここで電車をあえて逃しゆっくり見たいものを見た後、隣の平溪まで歩き平溪で少しのんびり老街をぶらぶらし、次の電車にうまく接続する…というのが上手な旅程かと思います。
登山やハイキングに興味があれば孝子山同様険しい山が連なった三突登山步道がありますので調べてみるとよいと思います。