正好鮮肉小籠包:三星蔥の産地、宜蘭にある大行列ができる葱沢山小籠包
台北から電車やバスで東回りに二時間ほど行ったところに宜蘭(イーラン)という街があります。
台北から気軽に行ける田舎で、山あり海あり、繁華街あり夜市ありと見どころもそれなりにあり、日帰り旅行などに人気があります。
台湾新幹線(高鐵)は将来的にこの宜蘭まで延伸を計画しているそうですので、ゆくゆくはもっと便利で人気な街になりそうですね。
そんな宜蘭の駅からしばらく歩いた所にオススメの小籠包屋さんがあると聞き、行って来ました。
お店の名前は正好鮮肉小籠包。
同じ宜蘭地方にある別の街、羅東や蘇澳の他、台北にも実は支店があるという話もあります。
驚きましたが大人気、大行列でした。
先に注文をして番号札を取るシステムで、番号を呼ばれたら注文を確認し、お金を支払います。
小籠包以外の注文はこの確認の際に伝えても対応してくれる模様。
こちらが外国人とわかると英語で対応してくれます。
とても忙しそうですが接客はよく、フレンドリーです。
席は空いていますが、調理が間に合わないので番号を呼ばれるまでひたすら待ちます。
番号を呼ばれていないのに席に座っているお客さんが結構いますが、お店の人がちゃんと注意してくれますので、番号を呼ばれたけど座る席がないということはありません。
季節によっては直射日光の中かなり長時間待ちますので、一旦引き上げる人や冷房を求めて近くのコンビニに避難している人もたくさんいます。
番号を呼ばれカウンターに行くと、すぐに小籠包が出て来ますのでそれを持って席に着きます。
他に頼んだものがあれば、座席まで持ってきてくれます。
私は酸辣湯も頼みました。
小籠包は横から見ればわかりますが葱がたくさん入っていて、塩葱味とでも言いましょうか、あふれる肉汁の中で葱が主張した味です。
宜蘭の山の方は三星蔥という葱の産地で、葱をふんだんに使った料理がたくさんあります。
小籠包に葱がたくさん使われているのも納得ですね。
皮は薄く破れやすいので、しっかりレンゲに載せて齧ります。
上の方は冷めていても肉汁が溜まっている下の方は熱かったりするので油断禁物、まぁ油断しなくても火傷すると思いますが…。
酸辣湯はしっかり酸っぱく、安定の酸辣湯でした。
お店の場所は以下になります。