東石順蚵仔煎:もっちもちの蚵仔煎、粉なしを頼むとどうなるのか?夢は膨らむ
西門站または龍山寺站から少し歩いた所にある祖師廟周辺のグルメエリア、そこに東石順蚵仔煎はあります。
よく東石と書いた蚵仔煎のお店がありますが、チェーン店などではなさそうですし、東石というのは牡蠣の産地なのでしょうか。
少し調べてみたところ、東石は嘉義縣の西、海に面した街のことでした。
やはり牡蠣やその他海産物が有名な地域で、日本で言うなら広島や宮城といった感じでしょうか。
調理場は屋外で店内は客席になっています。
こういうお店は元々屋台だったのでしょうか、不思議な作りです。
やはりここは蚵仔煎を頼むべきでしょう。
煎虱目魚肚は焼き魚の様な料理ですね、焼き魚は日本料理屋に行かないとあまり見かけないので是非頼みたいところ、周りを見回しても皆さん食べていますし見た目も美味しそう。
また蚵仔煎には不加粉もあるようです、粉なしで牡蠣と玉子を炒めるのでしょうか、これが実は本場の食べ方だったりするのでしょうか、気になりますね。
それとも牡蠣だけを炒めた料理なのでしょうか、そうであれば是非Chablisのような太めのChardonnay白ワインを持ち込んでみたいところです(煎なので合わないかも知れませんが)。
乾蚵や乾蝦子というのもどういう料理なのでしょうか、乾燥させた牡蠣や蝦なのでしょうか、気になります。
いやいやでもでもと悩むこと数分、結局は普通の蚵仔煎と魩仔魚炒飯を注文しました。
周りの人が何を食べているのか見つつメニューを決めましたが、後から来る人はほぼ全員焼き魚やお粥を注文していました。
お粥もおすすめなのかも。
店内は広々とした間取りです。
何故か所々タイ風の装飾がされています。
蚵仔煎は生地に何か特別な材料が入っているのでしょうか、今まで食べたことがないほどのモッチモチの食感です、これはすごい。
若干のおこげが香ばしいアクセント。
牡蠣を食べると口の中に磯の風味が広がります。
蚵仔煎の謎のタレは甘じょっぱく、他のお店の謎ソースより塩味が聞いているようです。
炒飯はパラパラ炒飯ではなく、割とベチャッとした食感で家庭の炒飯という感じです。
ベチャベチャしたという程ではありませんのでこれはこれでアリなのかと思います。
具材は葱と玉子、青菜、そしてシラス、味は結構濃い目の味付けです。
シラスが入るだけで25元アップ…と考えるとコストパフォーマンスはイマイチでしょう。
お粥も気になると書きましたが実はこのお店の向かい側はこれまた有名なお粥の専門店だったりします。
なかなか悩ましいですね。
お店の場所は以下になります。